紅葉を堪能し急坂を駆ける かまいし仙人峠マラソン
第15回かまいし仙人峠マラソン大会(実行委主催)は27日、釜石市甲子(かっし)町の旧釜石鉱山事務所を発着地点に開かれた。国内外から集まったランナーがアップダウンの激しいコースに果敢に挑んだ。 コースは昨年の10キロから16・9キロに延伸。高校生から80代まで122人が一斉にスタートし、4・8キロの折り返し地点まで勢いよく駆け下りた。 標高差約400メートル、平均斜度5%の坂上りでは、沿道の声援を受け一歩一歩力強く前進。序盤は控えめだった紅葉も、上るにつれ鮮やかさを増し、ランナーたちを歓迎した。