四柱神社で神道祭 華やか舞台 3日まで 長野県松本市
長野県松本市大手3の四柱神社で1日、秋の例祭「神道祭」が始まった。夏を思わせるような快晴の下、境内や周辺に出店が並び、地元町会の豪華な舞台も展示されて子どもたちや観光客らでにぎわっている。3日まで。 初日は神社脇にある松本城大手門枡形(ますがた)跡広場などに、本町や六九町の6台の舞台が並んだ。観光客らが見事な木彫刻や人形が飾られた舞台の写真を盛んに撮っていた。2日は大名町通りに18台の舞台が並ぶ。六九町の開智小学校5年生(10)は「明日は六九の舞台に乗れる。楽しみ」と笑顔だった。 境内の人形飾りは今年、子どもにもなじみのある「浦島太郎」を題材にした。宮坂信廣宮司(69)は「祭りができるということは、この平が平穏であることの証しでありがたい」と話していた。 2日は午後6時から奉祝コンサート、8時半から花火がある。3日は市招魂殿祭や中南信各家祖霊祭が行われる。
市民タイムス