維新・松井代表が会見「昨日はほんまに野次がひどかった」
維新・松井代表が会見「昨日はほんまに野次がひどかった」
23日に開かれた大阪市を廃止して特別区に再編する「大阪都構想」を議論する大阪府と大阪市の法定協議会(法定協)で、地域政党「大阪維新の会」と自民、公明、共産など各党が議会運営をめぐって対立し、審議入りできずに散会した件で、大阪維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は24日の定例会見で「動議自体が動議になってない。形式としても動議としてもおかしい」と述べた。 【動画】大阪府・松井一郎知事が午後2時から定例会見(2019年1月24日)
「おかしな動議という認識をしていただきたい」
23日は会議の冒頭で、公明の八重樫善幸府議が法定協の中止を求める動議を提出。会場では怒号が飛び交うなど騒然とし、会長の今井豊府議(大阪維新の会)が各党代表者による会議を提案するも維新以外が応じず、議論に入らないまま散会した。 松井代表は「昨日はほんまに野次がひどかったので、委員会で僕も発言できなくて。発言したけど、きちんと伝わらない」と述べた。また「あの動議は議会運営のルールの中にあっても、おかしな動議という認識をしていただきたい」と話していた。
「厳しいけど、我々があきらめるわけにもいかない」
都構想の具体案である協議書完成に向けての日程についての質問に対し、松井代表は「厳しいけど、我々があきらめるわけにもいかない。今の議員の任期中に、協議書としての取り決めなければならない事項をまとめあげたい」と答えた。 また「昨日も中身について進むと思っていたが6時間飛ばされた。(来年度予算案の審議がある)2月議会が始まるのでタイトになるので、僕や吉村(洋文)大阪市長は議会後でもいいので。6時間分取り戻そうとおもったら、2時間で3日間とか。協議会の開催を会長にお願いしたいと思っています」とも述べていた。