色鉛筆で描くリアル SNSで「立体絵」人気、慧人さん初の個展 浜松・平野美術館で開幕
浜松市中央区の平野美術館で2日、特別展「慧人(ケイト) 色鉛筆で生み出すリアル」(同美術館、静岡新聞社・静岡放送主催)が始まった。12月22日まで。 本物と見間違えるほど緻密な「立体絵」でSNSを中心に人気を集める色鉛筆作家の慧人さん(21)=大阪府=による初の個展。2018年から手がけてきた52点を展示した。ペットボトルや缶飲料が3D(3次元)のように浮き上がって見える立体絵、ネコやミミズクといった動物を細やかに描写した平面作品などが並ぶ。慧人さんの作品制作の過程を映像で紹介するコーナーもある。 慧人さんは「今までネットでしか作品を見てもらっていなかったので緊張している。画面越しでは分からない色鉛筆の質感まで細かく見て楽しんでほしい」と話した。 開館は午前10時~午後5時。観覧料は大人800円、中高生300円、小学生200円。土日は小中生無料。
静岡新聞社