市有林で森林整備ワークショップ ネイチャーポジティブについて意見交換 三重・尾鷲市
生物多様性について考える会議=尾鷲市(三重テレビ放送)
生物多様性の森など持続可能な地域づくりをテーマに企業と市民が話し合う「尾鷲ネイチャーポジティブアクション会議」が、11月30日と12月1日の2日間、三重県尾鷲市で開かれました。 脱炭素社会を目指し、持続可能なまちづくりに取り組む「ゼロカーボンシティ宣言」を行う尾鷲市などが主催したものです。 自然の損失を食い止め回復させていく「ネイチャーポジティブ」について話し合おうと、様々な企業や市民が参加しました。 初日は尾鷲市の市有林で森林を整備するワークショップなどが行われ、2日目は生物多様性の今とこれからについて考えるアクション会議が開催されました。 環境省国立公園課の職員や日本自然保護協会のスタッフらによる基調講演が行われたほか、企業によるトークセッションも行われ、最後には尾鷲市の加藤市長が地球に優しいまちづくりの推進をアピールする「尾鷲市ネイチャーポジティブ宣言」を行い、参加者らに地球環境への貢献を訴えました。