大阪府・松井知事が定例会見7月25日(全文1)IR、公職者の要望は全て公表
熱中症対策としてどのような備えができると思うのか
朝日放送テレビ:幹事社、ABCです。まず熱中症についてなんですけれども、災害クラスということで、大雨や地震と同じように備えが必要になってくるのかなというふうに思うんですけれども、例えば地震だったらガイドラインを設けたりとかっていうことがありますけれども、何か行政として具体的に何か備えが必要だというふうに、どういう備えができるというふうにお考えがありましたらお願いします。 松井:これはもう徹底的な注意喚起しかないんではないかなと、こう思ってまして、これまでもやってきましたけども、府政だよりやホームページで熱中症の予防方法を正しく認識をしていただいて、これを実践していただくことが何より重要だと思います。毎週会見でも熱中症に対しての注意喚起を行っておりますから、メディアの皆さんの協力も得て、府民の皆さん、特に子供、高齢者の皆さんには熱中症の怖さというものを伝え、要は無理なく、無理のない環境で生活してもらうように認識をしていただきたいと、こう思ってます。
IRについて指針の適用はいつからなのか
朝日放送テレビ:2点目です。IRについてなんですけれども、指針の改正はいつから。もう適用されているということなのか、いつからという、いつから適用なのかということと、あと、公職者等から事業者にかかる要望などを受けた場合、記録を公表、定期的に行うということですが、どの程度の内容を考えられているのか、お聞かせください。 松井:指針については本日の7月15日付で改正をし、IR推進局名で各局員に通知をしたということです。だから今日からこの指針は適用されるということです。また、公職者等の要望の内容の発表は、全て発表いたします。いつ、誰が、そしてその要望の内容。これも全て定期的に発表、公表したいと思ってます。 朝日放送テレビ:幹事社からは以上です。ありがとうございます。 司会:それでは次のご質問お願いいたします。
公職者等の要望の内容公表は、公職者からの口利き防止が目的なのか
朝日新聞:すみません、朝日新聞です。公表なんですけど、頻度としてはどれぐらいの頻度を予定されていますか。 松井:今は3カ月に一度公表しようというのが部局の考えでありますが。頻度というか、それは全て公開するということが一番重要だと思ってます。 朝日新聞:ありがとうございます。 司会:それでは次の。 共同通信:共同通信です。公表の関連なんですけれども、いわゆる公職者からの口利きを防止する目的ということでよろしいでしょうか。こういう構成。 松井:そうですよ。うん。 共同通信:あらためてやはり透明性を確保して、IRいろいろ、例えば【暴力団 00:08:14】が入りこむんじゃないかとかそういった懸念があると思うんですけど、そういったものを払拭したいという狙いでよろしいでしょうか。 松井:もちろんそういうこともあります。やっぱり公平公正に事業者が決定できるように。要は公職者っていうのは権力者でもあるわけですから、そういう人たちの意見を排除するっていうわけじゃないですよ。全て公開はさせてもらいますよと。そりゃいろいろ意見はあるでしょ。大阪にこの事業者がいいんじゃないかとか、そういういろいろそれぞれ思いはあると思いますけど、それを排除することはありません議会からの意見ですから。ええ。でもそれは全てやっぱり公表はさせていただくということです。 共同通信:あとこれ、今回この指針を決めたということですけども、この公表についてはこれまで、例えばすでに働き掛けがあったとかそういうことを受けて、今回この公表を決めたと。 松井:いや、そうではありません。今回、実際実施法がもう成立いたしまして、これやっぱりいろいろと、なんて言うんですか、暴力団というか、反社会性力の関与等々、そういうご心配も懸念もあるわけですから、そういうことがある中において公職者がそこにいろいろと関与してるようなことに、疑いを持たれるだけでも、要は住民の皆さんから見ると、そういう利権にたかってるような、そういうふうに思われるかもしれない。このIRというのは、この大阪の成長、日本の成長に必要なツールですから。全てフルオープンの中で選定がされていくというのが一番だと思ってます。 司会:それでは次のご質問、お受けいたします。 【連載】大阪府・松井一郎知事が定例会見2018年7月25日 全文2へ続く