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　主に庭つきの一戸建て住宅を狙い、庭にあるスコップなどで窓ガラスを割って、空き巣などを繰り返したとして、大阪府警は５５歳の男を逮捕・送検し、捜査を終えました。 　警察は男を「スコップマン」と呼んで捜査を続けていました。 　窃盗などの疑いで逮捕・送検されたのは、住居不定・無職の５５歳の男です。 　男はおととし１２月から去年７月にかけて、大阪や兵庫など５府県の住宅に侵入し、現金などを盗んだ疑いが持たれ、警察に対し「生活費や遊興費を得るために盗みをしていた」と容疑を認めているということです。 　空き巣のターゲットや手口については「植木があり、スコップが置いてある確率が高く、（窓ガラスを割る道具を）現場調達できる、小さな庭つきの一戸建て住宅を狙っていた。午後３時ごろには、学校が早く終わった学生などが帰宅し始めるので、空き巣に入るのは遅くとも午後２時までと決めていた」と供述しているといいます。 　警察は、犯行の手口から男を「スコップマン」と呼び、捜査していました。 　男はすでに空き巣など６件の罪で起訴されていて、警察は１８日、２１件について追送検し、捜査を終結したと発表しました。