大阪・松原タニシと大島てる「事故物件」の怖~いトーク
大阪・松原タニシと大島てる「事故物件」の怖~いトーク THE PAGE大阪
様々な理由で人が亡くなったマンションなどの部屋、いわゆる「事故物件」に住み続ける「事故物件芸人」として活動する松原タニシ(松竹芸能)が16日、大阪市中央区の「松竹芸能 DAIHATSU MOVE 道頓堀角座」で「事故物件訳有りファイル」を開催。事故物件情報提供サイト「大島てる」を運営する大島てるさんをゲストに迎え、お盆休みの中集まった満員の客を前に事故物件について熱く怖い、楽しいトークを繰り広げた。
動機は幽霊映ったらギャラがもらえるから
「元々は番組の企画で事故物件に住むことから、こうした仕事をしています」と語る松原タニシ。そうした事故物件に住んで1日中カメラを回し、そこに幽霊などが映ったらギャラがもらえるという動機で始めたという。 だが、こうした活動からテレビ番組「稲川淳二の怪談グランプリ」(関西テレビ)などで好成績を残すなど頭角を現し、今夏もあちこちで怪談ライブやラジオ番組などに呼ばれるなど活躍しており、松原の先輩である高校野球芸人・かみじょうたけしも「あいつはヤバイ」といろんな意味で太鼓判を押すほどだ。 一方、今回のメーンゲストである大島てるさんは、火事などで亡くなった人がいる物件、いわゆる「事故物件」を紹介するサイトを運営する。社名と名前が同じだが、これは元々、先々代の社長である祖母の名で、そうしたことを説明するのが面倒なため、自らも「大島てる」を名乗るようになったという。
事故物件で撮影したものに何かが・・・
大阪のお笑いの聖地での開催となったが、チケットは早々と売り切れ、満員の会場で事故物件についてのトークが繰り広げられた。 また、松原が実際に事故物件に住んでいる様子をビデオカメラで撮影し、そこに心霊現象である「オーブ」と呼ばれるものが映った映像を見せると、客席からはどよめきが起こり「お盆やし、なにかあれへんやろか」と不安がるファンの声も聞かれた。 このほか、現役の遺品整理業者や松原が住む事故物件を探す不動産業者なども登場。終始、独特な雰囲気で盛り上がりをみせていた。