若き侍Jの”中心”に!? アジチャンの注目選手(5)OA枠で初代表入り
いよいよ開幕を迎える「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」。侍ジャパンの監督に就任した井端弘和の初陣となるため、注目が高まっている。若手主体の今大会では、初めて日本代表のユニフォームに袖を通す選手も少なくない。今回は、アジアプロ野球チャンピオンシップでの活躍が期待される選手を紹介する。
坂倉将吾
出身:千葉県 投打:右投左打 身長/体重:176cm/89kg 生年月日:1998年5月29日 ドラフト:2016年ドラフト4位 オーバーエイジ(OA)枠での選出となった広島の坂倉将吾。すでに実績はあるだけに、チームをまとめる役割が期待されそうだ。 日大三高校時代には甲子園の経験こそなかったが、プロ注目の高校生として活躍。高校通算25本塁打の実績もあり、2016年ドラフトで広島東洋カープから指名を受け、プロ野球選手の仲間入りを果たした。 捕手として入団したが、打撃を活かすため2019年から野手にも挑戦。そして2021年は大ブレイクを果たし、プロ初となる規定打席到達。セ・リーグ2位の打率.315を記録しただけでなく、12本塁打を放った。 昨年は主に三塁手として出場を続け、自身初の全試合出場を達成。リーグ4位タイの155安打を放つなど、チームに欠かせない打者に成長した。 再び捕手一本で出場することを決断した今季は、120試合に出場したものの、昨年より成績を落としてしまった。今大会で成績を残し、来季の勢いにつなげたい。
ベースボールチャンネル編集部