【阪神】育成ドラフト3位くふうハヤテ早川太貴「1日でも早く支配下を勝ち取る」指名あいさつ
阪神から育成3位で指名されたくふうハヤテの早川太貴投手(24)が30日、静岡市内で球団の指名あいさつを受けた。今季からウエスタン・リーグに参入し、球団創設1年目のくふうハヤテでのドラフト指名第1号。「一日でも早く支配下を勝ち取って、チームに貢献したい」と思いを強くした。最速151キロ右腕は昨年まで北広島市役所に勤めながらクラブチームでプレーしていた異色の経歴の持ち主だ。今季はリーグ25登板で4勝7敗、防御率3・22、阪神戦に限ると6登板で防御率0・35と好相性としていた。 この日は、宮脇則昭編成ディレクター、畑山俊二統括スカウト、担当の筒井和也スカウトと対面。早川は緊張しながら、ときおり笑顔を見せていた。筒井スカウトは評価した点を「直球あっての変化球だが、個人的には変化球に面白いものがあると第一印象で思った。それぞれ質というのはNPB投手の中でもかなり質の高いボールを投げると思っている。将来的には先発としてローテーションを回す選手になってほしい」と期待を寄せた。 ◇早川 太貴(はやかわ・だいき)1999年12月18日、北海道・江別市出身。24歳。大麻泉小3年時に東大麻グランドキングスで野球を始める。大麻東中では軟式野球部。大麻高では北海道大会(夏は南)出場はなく、小樽商科大では札幌学生連盟2部でプレー。卒業後、北広島市役所に務めながらクラブチームのウイン北広島に在籍。家族は両親と弟。185センチ、95キロ。右投右打。
報知新聞社