マンホールが“アメージング”? 外国人観光客が撮影“意外”写真 私たちが気づいていない魅力を…
日テレNEWS
外国人観光客の姿は今や、どこに行っても当たり前となりました。ただ、当たり前じゃないのは、彼らが日本で撮影する写真の数々です。中には私たちには意外に映る“アメージング”なものもあります。そこで、私たちは街で出会った外国人観光客に、日本で撮影したお気に入りの写真を見せてもらいました。 ◇ まずは、秋葉原で出会ったカナダからの3人組です。思わずカメラを向けたというのが、浅草寺の庭園で見かけたニシキゴイです。 カナダからの観光客 「これよ。浅草寺のコイ。とてもカラフルで大好き」 「リアリーキュート。メッチャカワイイ」 「ホントカワイイ」 外国人をトリコにするニシキゴイは“泳ぐ宝石”とも呼ばれ、実は外国人バイヤーが買い付けに訪れるほど、海外でも人気になっています。 アメリカ人バイヤー( 新潟・小千谷市、去年10月) 「ウィーラブコイ! コイ、スゴイ!!」 新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着いた今、ニシキゴイの魅力が再び世界に広まりそうです。 続いては、オーストリアからの2人に聞きました。「電車がとにかく混んでいて」「ラッシュでギューギューだったわ」と話し、初めての日本で早速、満員電車の“洗礼”を受けたといいます。意外なものを撮影していました。 オーストリアからの観光客 「何か分からないけど、つい撮ったんだ。街のあちこちにあるのを見つけてね」 アルファベットの“G”と書かれたマークを路上で見つけたといいます。確かに、路上には同じようなマークが確認できました。 オーストリアからの観光客 「“ガス管”の場所、違うかな?」 実はこれ、“ガス管”が埋まっている位置を知らせるものなのです。普段、歩いていてもなかなか気づかないものに興味を示していました。 ◇ 「バスタ新宿」で出会ったのは、河口湖に向かうというカナダからの女性です。 カナダからの観光客 「これベッドよ、カプセルホテル。とてもキレイなの」 カプセルホテルの写真を見せてくれました。1人旅中ということで思い切って泊まってみたそうです。 カナダからの観光客 「家族に、どこに行って何をしたか見せる」 日本ならではの宿泊施設に驚いていました。 ◇ 再び秋葉原に戻り、オランダから1か月の予定で日本を巡るカップルに出会いました。「もう4週間も日本にいるから、写真でいっぱいだよ」と数ある中から見せてくれたのは、“ニンジャ”のイラスト。新宿のホテルのエレベーターで見つけたといいます。 オランダからの観光客 「ニンジャ、アイラブニンジャ」 「オランダのエレベーターは退屈な表示しかありません。ニッポンは1分間に3回もオドロキをくれる街だよ!」 そんな彼らをさらに驚かせたという1枚が、桜島がシンボルの鹿児島市で撮影したマンホールの写真です。デザインされているのは、お団子と“謎のキャラクター”です。 オランダからの観光客 「かわいいキャラクターが色んなところにいていいね」 実はこれ、火山の妖精「マグニョン」です。こうしたマンホールは全部で10種類あり、鹿児島中央駅近くに設置されているといいます。 オランダからの観光客 「文化がまったく違いますし、いい経験ができました」 外国人ならではの視点で撮られた「アメージング」な写真の数々。私たちが気づいていない魅力を教えてくれるかもしれません。