ひんやり寒露 県内5地点で今季最低
冷たい露が秋の深まりを告げるとされる二十四節気の一つ「寒露(かんろ)」の8日、石川県内は気圧の谷や寒気の影響で雨や曇りとなり、朝の最低気温は金沢16・3度、七尾15・2度となるなど5地点で今季最低を更新した。 正午までの最高気温は金沢で10月下旬並みの19・4度にとどまり、兼六園では薄手のコートやジャケットを着込んで散策する観光客の姿が目立った。 前日から雨が続いた能登では降り始め(7日午前0時)からの総雨量が輪島92・5ミリ、珠洲71・0ミリとなり、金沢地方気象台は土砂災害などに注意を呼び掛けた。9日は、加賀では曇りで昼すぎから晴れ、能登は雨で昼前から曇りの見込み。