【フィギュア】千葉百音 初出場のNHK杯はクリーンなジャンプを「回転不足を判定する試合」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯(8日開幕、東京・国立代々木競技場)に出場する女子の千葉百音(木下アカデミー)は〝自分らしい〟演技で会場を魅了する。 今大会がGPシリーズ初戦となる千葉は、7日に会場で行われた公式練習に参加。「全体的にジャンプをフリーとショート両方バランスよく練習できたかなと思う。いつもよりスケーティングをより氷に乗せる意識を向けて、曲かけでも大きいスケーティングが意識できた」と振り返った。 昨季は全日本選手権で2位に入った一方で、GPシリーズは不完全燃焼に終わった。リベンジを目指す千葉は「(9月の)ネーベルホルン杯では(ジャンプの)回転不足をかなり指摘されてしまった。自分でクリーンで降りているつもりでも(回転不足を)とられてしまうジャンプも多かった。去年のNHK杯を思い返すと同じように回転不足を判定する試合だと思うので、とられないようにきちっと降りていきたい」と決意を述べた。 千葉にとってNHK杯は初出場となるが「全日本(選手権)の雰囲気、青い感じとか似てるなと思いつつ、私は結構全日本の雰囲気は嫌いじゃないので、楽しんでできたら」とにっこり。自然体で最高のパフォーマンスを発揮する。
東スポWEB