ルードが前年覇者チチパスを倒して決勝進出、トンプソンはズベレフとの死闘を制す [ミフェル・オープン/テニス]
ルードが前年覇者チチパスを倒して決勝進出、トンプソンはズベレフとの死闘を制す [ミフェル・オープン/テニス]
ATPツアー公式戦「ミフェル・テニス・オープン」(ATP250/メキシコ・ロス カボス/2月19~25日/賞金総額100万5620ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第4シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)がディフェンディング・チャンピオンで第2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)を6-4 7-6(4)で退け今季初優勝に王手をかけた。 ~ミフェル・テニス・オープンでディフェンディング・チャンピオンを倒して決勝進出を決めた第4シードのルード選手~ 第7ゲームで一度だけあったチャンスを生かして相手のサービスゲームを破ったルードはリードを守って第1セットを先取し、第2セットでは6度のブレークポイントを凌いだ末に持ち込んだタイブレークで迎えた最初のマッチポイントでフォアハンドのウィナーを決めて1時間49分で試合を締めくくった。 昨年4月のエストリル(ATP250/クレーコート)以来となるツアー11勝目を目指すルードは決勝で、第8シードのジョーダン・トンプソン(オーストラリア)と対戦する。 トンプソンは3時間40分に渡る死闘の末に7度目のマッチポイントをものにし、第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に7-5 4-6 7-6(2)で競り勝った。 両者は過去4戦(チャレンジャー大会を含む)して2勝2敗と星を分け合っているが、決勝までにルードが3試合すべてストレート勝利で約4時間プレーしたのに対してトンプソンは4試合中2試合がフルセットで約10時間を戦っている。
テニスマガジン編集部