【衆院選公示】長野1区 候補者の初日の戦いに密着!野党の前職と新人 三つ巴の戦い
テレビ信州
15日公示された衆議院選挙。 長野市の中心部や須坂市、中野市などが選挙区の「長野1区」には、与野党の前職と新人が出馬し三つ巴の戦いとなっています。 初日の候補たちの戦いに密着しました。 ■若狭清史候補 ■ 「特段気負うこともなくリラックスしています。12日間で自分の思いをきちっと伝えていけばというそのやる気に満ちています」 日本維新の会の新人若狭清史さん・44歳。 北沢ななか記者 「地元篠ノ井から初めての国政選挙が始まりました。会場には若い世代を中心におよそ50人が集まっています」 鮮やかなスカイブルーの服を身にまとい、さわやかさ、そして若さを前面に出して選挙戦に臨んでいます。 15日は地元篠ノ井を中心に遊説して回りました。 若狭清史候補 「政治不信からの脱却これに尽きると思います。今回の選挙できちんと政治とカネについて皆さま方に争点ジャッジをしていただいて、その後この国をきちっと運営していくべく評価をしていただく、そういった機会になるよう私も取り組んでまいりたいと思います」 「実行と責任の真剣政治」をキャッチフレーズに税のあり方や地方創生、外交の3つの分野を柱に訴えています。 若狭清史候補 「新人なのでフレッシュに明るく、チームもみんな若いので頑張ろうと思ってます。皆さんからいただく声、期待、 なんとか今のこの政治不信から脱却してくれという思い、そういったものもひしひし感じています。若狭清史、自分の考えやってきたこと、そして覚悟、これを見ていただき、そして本当に日本・長野含めた時にこいつでいいのか、若狭でいいのかというところを見てただいて、そこだけの戦いだと思います 」 16日からも”若さ”を武器に各地を回りミニ集会などを重ねて選挙戦を駆け抜ける予定です。 ■篠原孝候補 8回目の当選を目指す立憲民主党・前職の篠原孝さん・76歳。 身にまとったスーツは2003年の衆院選で初当選した際、お祝いで購入したという縁起物です。出陣式には立憲の県連代表で参議院議員の杉尾秀哉さんや支援者およそ100人が駆けつけました。 篠原孝候補 「私はもうひと踏ん張りすることにしました。そして政権交代のチャンスを待っていました。来ました。このチャンスを一気に生かさなければならないと思っています」 篠原さんが強く訴えるのは“クリーンな政治”です。 湯本記者 「篠原さんの第一声が始まりました。政治とカネの問題について徹底的に追及することを支援者に訴えています」 篠原孝候補 「統一教会、裏金、全部安倍派がしでかしたことです。こういう政治を続けさせるわけにはまいりません。これを何とかしなかったら日本の政治は変わりません」 篠原さんはまた、地方の活性化や地産地消の推進など国民の暮らしを守ると訴えています。 篠原孝候補 「(野党に)風が吹いているとは思いません。あっちに逆風が吹いているだけです。今は政治とカネです。この悪い癒着を断ち切るのが一番先です。これを徹底的にやらなくちゃいけない」 あす16日からはそれぞれの地区の公民館など28か所で集会を開き、有権者と膝を突き合わせて訴えを届ける予定です。 ■若林健太候補 ■ 出陣式を前に、関係者や支援者を握手で迎える自民党・前職の若林健太さん・60歳。 およそ300人が集まった出陣式の挨拶は、謝罪から始まりました。 若林健太候補 「お支えいただいている全ての皆さんに本当に申し訳なく、心からおわびを申し上げます。申し訳ありません」 支援者の声「そこまでやらなくていいよ」 自民党の安倍派に所属していた若林さんは、パーティー券収入で政治資金収支報告書への記載漏れがあり今年1月に謝罪。 自身も襟をただし、自民党の政治資金の透明化を先頭に立って進めたいとしています。 稲葉キャスター 「午前9時をまわりました。長野市の県庁の目の前です。先ほど出陣式が行われたホテルの前で、第一声が今始まりました。」 2期目を目指す若林さん。 この3年間は与党議員として北信の課題解決に向けた国とのパイプ役を担ってきたと強調しました。 若林健太候補 「世代の循環がこの北信に起こって、活力ある地域を作ってまいりたい。そのためには、与党との窓口が必要です!」 また、石破総理大臣が大きく掲げる地方創生を進めていきたい考えです。 若林健太候補 「それぞれの地域にある様々な魅力伝統文化、そういったものを伸ばしながら、その多様なこの付加価値を持った国。そういう国づくりをを私はするべきだと思っているし」 16日は高市早苗・前経済安保大臣が、長野市で応援演説をする予定です。