絶対に呼ぶべき!? 日本代表に推薦したい選手(6)27歳で完全に覚醒!? ノリに乗る点取り屋
JFA(日本サッカー協会)は14日、今月のFIFAワールドカップ26アジア2次予選に臨む日本代表メンバーを発表する。果たして誰が選ばれるのか。今回は、日本代表に招集したい選手を6人ピックアップした(代表キャップ数10未満の選手が対象。U-23日本代表招集の可能性がある選手は対象外)。
FW:大橋祐紀(おおはし・ゆうき) 生年月日:1996年7月27日(27歳) 所属クラブ:サンフレッチェ広島 2024リーグ戦成績:3試合3得点0アシスト 今季もJリーグでは多くの移籍があった。その中で、早くも“アタリ補強”となりそうなのが、湘南ベルマーレからサンフレッチェ広島に籍を移したFW大橋祐紀だ。 大橋は中央大学卒業後に湘南に加入したが、その後は大怪我が続いてしまったことも影響し、なかなか芽が出なかった。それでも昨季、リーグ戦23試合に出場し13得点をマークするなど、ようやくブレイク。今冬に満を持して広島に移籍すると、浦和レッズとの開幕戦で衝撃の2ゴールを叩き込み、翌第2節のFC東京戦でもゴールを決めるなど上々のスタートを切った。まさに今、ノリに乗るストライカーだ。 大橋の身長は181cmと日本人FWとしては大柄で、フィジカルコンタクトを苦手としているわけではなく、左右、頭とゴールパターンも豊富だ。また、巨体からは想像できないほどの機動力があり、前線からのハードワークを厭わないだけでなく、献身的なアクションで味方のために汗をかきながら、相手DF陣をかき乱すこともできる。高い強度と運動量が求められるミヒャエル・スキッベ監督率いる広島にはぴったりのFWと言っていいだろう。 ストライカーは何より勢いが大事であり、そういった意味で今の大橋を日本代表で見たいと感じているサポーターは決して少なくないだろう。過去、幾度となく訪れた試練を乗り越えた“遅咲きのFW”が日の丸を背負う日はやってくるだろうか。
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