妻に「ホットヨガに通いたい」と言われたのですが、家計が厳しいので迷っています。「月額7000円」らしいのですが、普通のヨガよりも料金は高いのでしょうか?
健康促進や美容のためにヨガに通う方は少なくありません。女性を中心に人気が高い運動の1つで、中には趣味になっている方もいるようです。 普通のヨガ以外にもさまざまな種類がありますが、特にホットヨガは高い人気を誇ります。何かのきっかけで、ホットヨガに通い始めようと考える方もいるでしょう。 そこで、本記事では普通のヨガの料金相場やホットヨガとの違いについて解説します。
普通のヨガとホットヨガの違い
ホットヨガの最大の特徴は、高室温かつ高湿度の環境で行う点にあります。汗をかきやすいだけでなく、高い室温と湿度によって筋肉が柔らかくなるため、ヨガのポーズを取りやすいことも特徴の1つです。 普通のヨガは「常温ヨガ」と呼ばれており、ホットヨガのように極端な室温や湿度の設定は行わず、過ごしやすい環境で実施されます。基本的にポーズの違いはなく、ヨガを行う環境と効果に違いがあるのです。 ホットヨガで期待できる効果は以下の通りです。 ●デトックス効果 ●ダイエット効果 ●美肌効果 ●ストレス解消 ●冷えやむくみの改善 汗を大量にかくことで老廃物が排出されるため、デトックス効果が期待できると共に、冷え性やむくみの改善にも役立ちます。冷え性やむくみの原因は、体内の余分な水分であることが多いからです。 ホットヨガと常温ヨガでは消費カロリーも異なり、ホットヨガの方がより多くのカロリーを消費できます。暑い環境の中で連続的に身体を動かすため、高い有酸素運動の効果が期待できるからです。消費カロリーが多くなれば脂肪が燃焼しやすくなるため、ダイエットにも繋がるでしょう。 つまり、常温ヨガとホットヨガにおける効果の違いは、汗をかきやすいという点に起因しているといえます。
普通のヨガの料金相場
言及するまでもありませんが、普通のヨガ、いわゆる常温ヨガのレッスン料金はスタジオや運営会社などにより異なります。 料金体系もさまざまですが、都度払いタイプや月に通う回数が決まっているタイプ、通い放題の月謝タイプの3つに大きく分かれます。体験的にレッスンに参加したい方や初心者は都度払い、もしくは月に通う回数が決まっているタイプがおすすめです。対して、多くのレッスンに参加して本格的にヨガを行うなら、通い放題の月謝タイプがよいでしょう。 料金相場は月謝タイプで1万5000円、月に通う回数が決まっているタイプで1万円、都度払いタイプで1回3000円ほどです。あくまで1つの例としての料金相場ですが、「月額7000円のホットヨガ」と比較すると、常温ヨガの方が高いといえます。 ただし、常温ヨガはオンラインでのレッスンも可能です。ホットヨガのように、室温や湿度を管理する必要がない点が大きな理由でしょう。スタジオに足を運ぶ一般的なレッスンよりも、低価格である点が特徴の1つです。ホットヨガの大手が展開している、常温ヨガのオンラインレッスンは税込みで1980円です。 オンラインはホットヨガとの料金比較としては相応しくない部分もありますが、安価でヨガのレッスンを受ける手段としては有用でしょう。