かんぽ生命の不適切契約問題 日本郵政らが会見(全文5)アンフェアな報道だと感じた
経営委員会さんのほうでいろいろ動いていただいた
それで私どものほうから、1回目のときは取材もあって、私ども日本郵便の人間が出たりしてお答えしたんですけれども、やや一方的に私どものかんぽ営業が非難されてると感じたものですから、参ったな思ってはいたんですけれども、そのあと続編が放送されるということが予定されていて、やや、押し売り、詐欺、元本割れ、内部資料も出てくるということで、これはちょっとひどいんじゃないかといって、私どものほうで、これはいったいなんなんでしょうか、もう少しフェアにいろいろ報道していただきたなという趣旨のレターを当時の、今もそうですけども、上田会長のほうに、郵政、郵便、かんぽ3社長連盟でご質問のレターを出したというのが事実です。 その後やりとりがちょっとございまして、われわれのほうで2回ぐらい出したんですけれども、むしろ第2回目の番組を作るぞというようなご案内が来たりして、ほとんどわれわれの主張が通らなかったと。少しアンフェアじゃないかと当時は、当時はわれわれ感じたものですから、方向を変えて、経営委員会のほうにもクレームを申し上げた。そうすると経営委員会さんのほうで、内部の議論は分かりませんけれどもいろいろ動いていただいて、少し番組の制作に偏向があるかもしれないのでというので、取りあえず第2回目の報道はしないと。しないからいいやってわけじゃないですけれども、そんなようは話がございました。
11月に上田会長から回答があった
それで経営委員会のほうから報告があり、初めて、7月、8月、われわれ2回レターを出して、10月、経営委員会さんのほうにレターを出してですね。そうしたら経営委員会さんのほうでどういう内容があったのか分かりませんけども、ちょっと行き過ぎがNHKあるようなので、これは取り下げる方向で検討するとかっていうご報告があり、最終的には11月になってから上田会長から回答があって、レターとして初めて、今回の件は少し行き過ぎかもしれないので取りやめるという報告がありました。 報道された鈴木副社長の件はそのあとになって出したレターでございます。もう報道によると、かつての次官がプレッシャーでやったのではないかということでございますけれども、もう辞めたのは8年以上前、2010年の1月でございますので、そういうことはないと思いますし、全て決着したあと。決着って、これはいいかどうか別問題ですけども、一度われわれとしては決着したと思ったあとのことでございますので、彼がかつての総務省の次官で、プレッシャー与えてうんぬんというのは少し違うんじゃないのかなと感じております。 と申し上げますけども、そのときはそう感じていましたけれども、きのう再びまた「クローズアップ現代」、4月24日の去年のと、今年の7月のを拝見して、われわれ本当に反省すべきことが多々あるなと、今はつくづく個人的には感じている現在でございます。 デモクラシータイムス:2回目の放映はしないという回答があったというお話ですが、誰から誰に対してその回答があったんですか。 長門:これは、具体的に報道はないというのが経営委員会とか上田さんからあったわけではなくて、その前に取材したいとかやるぞとかって言ってる現場の方々がいたんですね。その方々が、ちょっと記憶が定かじゃないかもしれません、ごめんなさい、打ちやめるという報告があったように記憶しております。ごめんなさい、ちょっとはっきりしてません。