東日本大震災で受けた被害を教訓に飲料水事業に本格的に参入 富士山麓で生産した飲料水を首都圏直下地震や南海トラフ地震の際にはすぐに供給 アイリスオーヤマ
能登半島地震でも水が不足
そうしたなかで、今年の元日に発生したのが能登半島地震。 実際、被災地からは「水」を求める声が上がっていました。 被災者(1月3日:石川県) 「電気は大丈夫だけど、水が止まっている状態」 「やっぱり飲み物、水ですよね。きのうもここに来たけど、全部売り切れている」 Q.市内は水が無い状態? 「無いです。コンビニもダメになっているから、開いているコンビニはほとんど無い」 震災発生時、多くの人が求めた「水」。 能登半島地震では、発災から2カ月以上が経った現在も、およそ1万9000戸で断水となっていて、厳しい現状が続いています。
能登半島に独自に支援、これから起きる地震にも…
アイリスオーヤマでは能登半島地震の被災地に水や日用品を送る独自の支援を現在も続けていると言います。 アイリスオーヤマ 広報室 佐藤沙耶さん: 「避難生活で必要となる食品、パックご飯だったり飲料水だったり、そういう生活必需品を送っている。今は避難所での生活から応急仮設住宅での生活に移行している流れがあるので、先日応急仮設住宅に向けて家電も送っている。」 アイリスオーヤマ 広報室 佐藤沙耶さん: 「被災した企業だからこそ今回の能登半島地震だけでなく、今後起こる災害で必要となるものをすぐに現場に送らせていただく。東日本大震災の時は本当に全国からたくさんの支援をいただいた。今回その支援に対する恩返しも踏まえ私たちが協力できることは全力で協力させていただきたい。」