【トクリュウ対策強化を指示】道警が警察署長会議で"重点課題"を共有 幹部約160人が参加 "犯罪組織の弱体化・壊滅に向けた取り組み強化"
UHB 北海道文化放送
北海道警察は署長会議を開き、2024年度の重点課題などを共有しました。
リモートで行われた2024年度最初の会議には、全道の警察署長など幹部約160人が参加しました。
伊藤泰充本部長は当面の重要課題としてSNSで闇バイトを募り犯罪を繰り返す匿名・流動型犯罪グループ、いわゆるトクリュウへの対策強化などを挙げました。 「犯罪収益の剥奪を含めた戦略的な取り締まりをおこなうことで、犯罪組織の弱体化・壊滅に向けた取り組みを部門横断的に進めてほしい」(道警 伊藤泰充本部長) 伊藤本部長はこのほか制服警察官によるパトロール強化などを通じ、安心して暮らせる北海道の実現を目指すよう指示しました。
UHB 北海道文化放送
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