JR松山駅の入場券販売好調 新旧の駅舎見物で利用増(愛媛)
新しいJR松山駅で入場券の発券が増えている。開業前後の9月28~30日の3日間の販売枚数は4366枚となり、前年同期の65枚を大幅に上回った。新旧の駅舎を見物する目的で利用が増えたとみられる。JR四国の四之宮和幸社長が29日の定例会見で明らかにした。 10月に入っても新駅舎の見物とみられる入場は週末を中心に多く見られる。JR四国によると、10月1~20日の販売枚数は約4800枚に上る。前年同期は400枚程度だった。四之宮社長は「鉄道の利用者だけでなく、地域の皆さんもたくさん来てくれているようだ」とし「ホームから松山城が見えるなど、これまでとは違う景色が生まれている」と新駅舎の見どころをアピールした。
愛媛新聞社