元「ピンク・レディー」増田恵子、夫・桑木知二さんの70歳での死去発表「トモは歌っている私が大好きでした」
アイドルデュオ「ピンク・レディー」の元メンバーで歌手の増田恵子(67)が7日、所属事務所を通じて夫の桑木知二(くわき・ともじ)さんが8月21日に70歳で死去したことを発表した。増田によると、桑木さんは今年3月に膵臓(すいぞう)がんが見つかり、その後肝臓にも転移して末期と診断されていた。 増田は「その間、二人で多くの事を語り合い、治療は続けつつも『命の長さよりも生活の質を選ぼう』『笑顔に満たされた温かな時を一緒に過ごそう』と決め、1分1秒を大切に過ごして参りました」とし、8月に大阪と横浜で開催したライブに向けても「『必ず行くからね』と言っていましたが、それも叶わず旅立ちました」と無念さをにじませた。 続けて「トモ(桑木さん)は、歌っている私が大好きでした。私ももちろん歌う事が大好きです。ですので、これからも歌い続けている私を温かく包んでくれると思います。皆様、これからも今までと同様に温かく見守って頂けましたら幸いです」と直筆署名とともに記した。 増田と2002年6月に結婚した桑木さんは自身が設立した音響会社「ギルド・ジャパン」の社長を務め、映画やドラマ、CM音楽のミキサー技師として活躍。その後は専門学校「日本工学院」の放送芸術科の講師となった。
中日スポーツ