【12球団開幕投手物語】広島・複数投手による競争が続く
長いプロ野球の歴史で、開幕投手の栄誉に浴した男たち。その一人ひとりに多くのドラマがある。ここでは12球団別に過去の開幕投手を振り返りながら、物語に紡ぎ上げていく。 ※記録は2リーグ制以降 広島の“ミスター開幕投手”と言えるのが、9先発、6勝ともに単独トップの北別府学。特に自身初の大役を務めた1982年からは完封、完投、完投と3年連続で最後まで投げ、いずれも勝利投手となっている(88年にも完封)。オープニングマッチからチームに勢いをつける熱投は、まさにエースの真骨頂だった。 先発回数で北別府に続くのが、広島の初代エース・・・
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週刊ベースボール