このままだと非常にヤバい…。J2で大苦戦するチーム(6)ゴール少なすぎ!? またもつまずいたJ2番長
明治安田J2リーグが開幕し、各チームは8試合を消化した。J1昇格に向けロケットスタートを見せるチームがある一方で、勝ち点を積み上げることができず、今後に向け不安を残すチームも多い。今回は、開幕でつまずき黄信号が灯っているチームを紹介する。
水戸ホーリーホック 順位:18位(勝ち点6) 成績:1勝3分4敗(4得点7失点) 監督:濱崎芳己 2000年のJ2昇格以来、一度も昇降格をしたことがない「J2番長」の水戸ホーリーホックは、昨年と同じくシーズン序盤、下位に沈んでいる。 昨季はリーグワースト4位となる66失点と守備面に不安が募るシーズンを送った水戸。守備の改善を図るために大卒のフレッシュな選手を多数獲得した。攻撃的なポジションにも柏レイソルから有望株の落合陸をローンで獲得し、17位に終わった昨シーズンから巻き返しの1年になるかと思われた。 しかしながら、今季の水戸の戦い方は昨季のそれと全く様相が異なる。昨季課題だった守備は8節終了時点で7失点と大幅に改善され、若い選手を獲得する戦略はハマったといえるだろう。ただ、それ以上に得点力不足が深刻だ。8試合中5試合が無得点試合であり、第5節・ファジアーノ岡山戦から第7節・鹿児島ユナイテッド戦にかけて3試合連続無得点も記録してしまった。その結果、今季の勝利は開幕節での1勝のみとかなり苦しい状況が続いている。 昨季の水戸はこのあたりから調子が上向いてきたが、今シーズンもその再現となるだろうか。そのためには、まず久しぶりの勝利をあげ、サポーターを安堵させてほしいところだ。
フットボールチャンネル