笑福亭鶴瓶、「怪盗グルー」シリーズを「続けるわ」 新作の収録で苦労、「やり遂げましたよ」
「怪盗グルー」シリーズ最新作となる映画「怪盗グルーのミニオン超変身」日本語吹き替え版のキャスト報告会が10日、東京都内で行われ、笑福亭鶴瓶、片岡愛之助、山田杏奈らが出席した。 鶴瓶は2010年公開のシリーズ1作目から、吹き替え版でグルーの声を務めている。この日、今回の収録について尋ねられると、「長いこと(時間が)かかったわ。苦労しましたね」。具体的に「監督が厳しくて…。グルーのあの顔に『感情を乗せて泣いてくれ』と言われても、あんな顔に乗せられへん。途中で『もう無理や』と言いました」などと明かしつつ、「やり遂げましたよ。やり終えたら楽しかった」と満足そうな表情を見せた。 また、「小さい時からシリーズを見ている人たちがいて、俺を鶴瓶ではなく、グルーと見る人がいる」と、シリーズの影響力の大きさを実感している様子。今回、グルー家の三女・アグネス役に起用された子役の児玉すみれが「(グルー役の鶴瓶に会えて)とてもうれしいです」と喜びの声を上げると、鶴瓶は「やり続けるわ」と意欲を新たにした。 一方、吹き替えに初挑戦した山田は「(収録では)すごく緊張したけれど、こうして(他のキャストと)同じステージに立てて、『怪盗グルー』シリーズの一員なれたと思いました」と笑みを浮かべた。7月19日公開。