【小倉競輪(ナイター)FⅠ】連係外した石橋慎太郎が軽ギアで伸び返して1着「脚がムチャクチャ楽でした」
<7日・小倉競輪・初日> A級準決3Rは、道中でピンチに陥った石橋慎太郎が直線で鮮やかに伸び返し。終わってみれば東ラインでワンツーが決まった。 目標にした高橋幸司が中団から内をすくって先行したが、石橋はこの動きに対応が遅れて連係を外した。「ハコに粘るつもりかなと思って(3番手をどかして)迎え入れる準備をしていたら前に踏んで行っちゃって…。判断ミスでした」と頭をかいたが、そこから見事にリカバリー。空いた内を突いて3番手に潜り込むと、高橋の番手から抜け出そうとした高井流星をすくい上げて余裕で突き抜けた。 「脚がムチャクチャ楽でした。ずっと内にいて最後に少し踏んだだけ。小倉は風がないから軽いけど、このギアじゃなきゃ無理でしたね」と、出走メンバーに書かれた「3・54」のギア表記に目線をやり、してやったりの笑顔を見せていた。