ロッテ・小川龍成が明かしたヤクルト・長岡との意外な関係「キャンプの練習試合でいろいろ話した」
シーズンで最も印象に残るサヨナラ打を放った打者を選ぶ「スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」の表彰式が27日、東京都内のホテルで行われ、ヤクルト・長岡秀樹内野手(23)とロッテ・小川龍成内野手(26)がそれぞれ初受賞した。 身長170センチ中盤で遊撃を守り、同じ左打者と共通点も多い2人。リーグは違うが交流は以前からあった。小川は「キャンプの練習試合とかでいろいろ話したことはあった。バッティングのことを聞いたり、守備のことを聞いたり多少話したことはあります」と塁上などで会話をしていることを明かした。 すでに長岡は遊撃手のレギュラーとして2022年にゴールデングラブ賞、今季は163安打で最多安打に輝いている。国学院大から入団4年目の今季キャリアハイの119試合に出場し頭角を現した小川は「僕よりも活躍をされていて、ゴールデングラブも獲って最多安打も獲って本当に好守でいい選手。参考にできることがあればいいなと思って聞いています」と学年は下だが貪欲な姿勢をみせている。 来季に向けては「レギュラーを取って1年間活躍してチームが勝てればいい」と決意を表明。すでに来年3月28日のソフトバンクとの開幕戦(みずほペイペイ)にソフトバンク・有原が先発投手を務めることが明かされている。小川の今季の有原との対戦成績は打率・333(6打数2安打)。チームは今季4戦3敗と苦手な右腕を苦にしていないが「ヒットは打てていますけど、来年に打てる保証はない。もっともっとレベルアップをして頑張りたい。バントも警戒をされていないときにしたい」と気を引き締めた。