日本は決勝でフランスと激闘を繰り広げた。(C) Volleyball World

　バレーボール最強国決定戦「ネーションズリーグ（VNL）」の男子は現地６月30日、ポーランド・ウッチでファイナルラウンドの決勝戦が行なわれ、日本代表（世界ランク２位）は東京五輪金メダルのフランス代表（同５位）にセットカウント１-３（23-25、25-18、23-25、23-25）で敗れ、銀メダルを獲得した。日本は大会のベストアウトサイドヒッター賞に石川祐希、ベストリベロ賞に山本智大が選ばれた。 【動画】47年ぶりの主要国際大会銀メダル！ 日本vsフランス戦、激闘ハイライト 　予選ラウンドではフルセットの末にフランスに勝利した日本だが、決勝も激しい試合となった。序盤から接戦となった試合は、第１セットを25-23でフランスが奪うと、第２セットを日本が25-18で奪い返す。第３、第４セットも終盤まで一進一退の攻防となったが、いずれも東京五輪金メダルのフランスが勝負強さを発揮した。 　残念ながら1972年ミュンヘン五輪以来、52年ぶりの主要国際大会金メダルには及ばなかったが、日本は男女ともにVNL銀メダル。さらに大会のベスト６に石川祐希（ベストアウトサイドヒッター賞）、山本智大（ベストリベロ賞）が選出され、世界の名手とともに表彰された。 　この快挙にネット上のファンも大興奮。「ベスト６に日本が２人も居るのホントすげぇよ…」「男女共に銀メダルでベスト6に二人ずつ選出されてるってものすごい事よね」「ベスト6に2人、ユーキは2年連続。本当に強くなった日本」「本当に日本の誇り！」などとコメントが寄せられ、またベスト６には入らなかったが「ベストセッター関田でもおかしくなかったよ」「関田にいつかとってほしい」「私の中ではベストセッターは関田さん」とセッターの関田誠大を推す声も多かった。 　パリ五輪のバレーボールは、７月27日に開幕。男女ともに日本代表は弾みのつく結果を手にした。 構成●THE DIGEST編集部