“ちょこっと防災” 非常用袋にプラスα…ロングスカートで避難所での着替えを便利に
日テレNEWS NNN
「news every.」では毎日こつこつ、すぐできる防災のアイデア「ちょこっと防災」をお伝えしています。19日のテーマは「非常用袋にプラスα」です。 ◇ 鈴江奈々キャスター 「お伝えしたいのは『非常用袋にプラスα』です。災害が発生すると、避難所に避難するケースもあります。そういうときに便利なものが、ふつうのロングスカート。こういったものを非常用袋に入れておくことをおすすめします」
鈴江キャスター 「なぜかというと、頭からスカートをかぶると、着替えの際に目隠しになるんです。これは、警視庁警備部災害対策課の公式Xでも紹介されているアイデアです。スカートは、はくだけではなく、避難所では服を着替えたりするときにも使えるんです」 森圭介キャスター 「だからロングスカートなんですね。1枚あれば、家族全員で使えるということですね」 鈴江キャスター 「実際、能登半島地震発生から10日目に石川県七尾市で取材したときに、次のような声が聞かれました」
鈴江キャスター 「『避難所で着替えることはできない』。その女性は着替えたいときは、自宅は倒壊していたのですが、わざわざ自宅まで戻って着替えると言っていました」 森キャスター 「周りの目があるから、ということですね」 鈴江キャスター 「着替えるときに、プライベートな空間がなかなか整っていないこともあるので、おすすめしたいと思います」
鈴江キャスター 「スカートを持っていない方は、大きめの黒い袋をカットすれば、ポンチョのように代用することができます」 「実際に私も能登半島地震の取材で、断水エリアで簡易トイレを使用するときに使いました。トイレをするときにも役立ちました」 「避難所は、自治体とともに地域住民のみなさんが中心となり運営する場所です。乳幼児専用の部屋や更衣室のスペースを作るなど、避難所での工夫も大切ですが、最初のうちは整っていないことも十分あります。ロングスカートや黒い袋を『プラスα』しておくといいかもしれません」 森キャスター 「みなさんもすぐできる『ちょこっと防災』。意識してみてください」 (8月19日午後5時ごろ放送『news every.』より)
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