藤田菜七子、インスタで騎手引退を報告&謝罪 今後について「許されるならば…」【全文】
JRA(日本中央競馬会)の元騎手・藤田菜七子(27)が12日、自身のインスタグラムを更新し、10月11日をもって騎手を引退したことを報告した。 【写真】「許されるならば…」インスタで騎手引退を報告&謝罪した藤田菜七子 藤田は「この度は私の行動によりファンの皆様、ならびに多くの競馬関係者の方々に多大なるご迷惑をお掛け致しました事を心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「また、私の言葉で皆様へのご報告が遅くなり、申し訳ございませんでした」と記した。 「私事ですが、先月10月11日をもちまして騎手を引退致しました。今後につきましてはまだ何も決まっておりませんが、許されるならば、今後の競馬界の益々の発展に、私なりに尽力させていただけたらと考えております」とし、「これまで8年8ヶ月、騎手藤田菜七子を応援して頂き、本当にありがとうございました」とつづった。 藤田をめぐっては9日、一部週刊誌が藤田が競馬場内調整ルーム居室内に通信機器を持ち込み、外部の人間と連絡を取っていた形跡があったと報道。JRAは10日、公式サイトで「騎手 藤田 菜七子(美浦・根本 康広厩舎)は、2023年4月頃まで複数回にわたり、調整ルーム居室内に通信機器(スマートフォン)を持ち込み、通信していたことが判明しました」と報告。 続けて「本会の騎手として重大な非行があったものと認められるため、日本中央競馬会競馬施行規程第148条第2項により本事案について裁定委員会に送付するとともに、同条第4項により2024年10月11日(金曜)から裁定委員会の議定があるまで同騎手の騎乗を停止することとしました」と伝えていた。 その後、JRAは11日に公式サイトで藤田の引退を発表。「藤田 菜七子騎手の引退」と題し、「藤田 菜七子騎手(美浦・根本 康広厩舎)から騎手免許の取消申請があり、10月11日(金曜)付けで騎手免許を取り消しましたので、お知らせします」と報告した。 ■全文 ファンの皆様 この度は私の行動によりファンの皆様、ならびに多くの競馬関係者の方々に多大なるご迷惑をお掛け致しました事を心よりお詫び申し上げます。 また、私の言葉で皆様へのご報告が遅くなり、申し訳ございませんでした。 私事ですが、先月10月11日をもちまして騎手を引退致しました。 今後につきましてはまだ何も決まっておりませんが、許されるならば、今後の競馬界の益々の発展に、私なりに尽力させていただけたらと考えております。 これまで8年8ヶ月、騎手藤田菜七子を応援して頂き、本当にありがとうございました。 藤田菜七子