隣人が東京03とラジオコント「夢叶ってる」、飯塚も絶賛するくだらなさのための緊迫感
隣人が本日6月13日(木)放送の「東京03の好きにさせるかッ!」(NHKラジオ第1)にゲスト出演。自ら手がけた新作台本「隕石」を東京03と共に演じる。 【写真】橋本のスマホで記念写真を撮る隣人と東京03。 このコントは、24時間後に隕石の落下が差し迫る日本が舞台。政府は必死に対応策を検討するが、どれも現実的ではなかった。そこへ隕石研究家が現れ、画期的な回避方法を提案するのだが……。隕石研究家が連れてきた1人の男の手に日本の運命が託される。 コント収録はテスト本番の一発で成功。トークパートでは、隣人が「キングオブコント2023」で披露したチンパンジーのネタの話題から、非現実的な設定が多い隣人のコントの魅力に東京03が迫った。ファンタジーではありながら、登場人物たちはしっかりしたバックボーンを持ち、その世界では理に適った行動を取っているのが彼らのコントの特徴で、それが東京03豊本の好みのタイプでもあるのだとか。今回、隣人・中村遊直が番組のために用意したコントも映画「シン・ゴジラ」を観て緊迫感やリアルさを参考にしたという。 このほか、漫才とコントで表現できることの違いや東京進出について考えていること、目指している将来像なども明かした隣人。それぞれのルーツを聞くと、橋本市民球場は東京03が大好きで、このスタジオへ来る道中も東京03の動画を見ながら来たと明かし、「夢叶ってる」とときめいていた。 番組では大阪から迎えた芸人に次のゲスト候補を推薦してもらうのが恒例となっており、「キングオブコント」優勝前のビスケットブラザーズから、ロングコートダディ、ニッポンの社長、ハイツ友の会、うただ、真輝志、爆ノ介、セルライトスパと繋がれてきた。セルライトスパの紹介で登場した隣人が、次は誰にバトンを渡したのかにも注目を。 ■ 隣人と東京03 コメント ──今回収録したコントのご感想をお願いします。 飯塚:かなりくだらないネタなんだけど、ちゃんと細かいバックボーンがしっかりしてる。すごくいいネタだと思いますね。ラジオコントならではのネタでした。絵が浮かびますよね。 角田:そのくだらなさのために、全力で防衛大臣を演じさせていただきました。説得力があればあるほどくだらなさが際立つので。 豊本:バカバカしいコントを一生懸命、ちゃんとやる感じがすごく楽しかったです。(隣人のコントは)笑っちゃうんですよね。 飯塚:ただくだらなければいいってわけでもないんでしょ? 豊本:そうだね。 飯塚:(以前)隣人を見たときに思った。「この感じ、豊本好きだろうなー」って。 ──隣人のお二人は東京03とコント共演してみていかがですか? 橋本:19、20歳くらいから東京03さんのコントをずっと見て、勉強もさせていただいていたので、1個夢が叶っている状況。めっちゃ幸せですし、一発録りできる感じ、さすが東京03さん。うますぎます! 飯塚:かわいいわあ(笑)。 橋本:喫煙所でもさっき2人で話してたんです。「うますぎるやん」って。 中村:鳥肌立ちました。 橋本:僕らのネタの厚みが増したというか、想像以上のものにはなったのは東京03さんの力やなと。 角田:やめてよ、もういいって~!(笑) 橋本:夢のような時間でしたし、お三方につられて、自分も「めっちゃうまいんちゃう、今?」みたいな錯覚に陥りました。 中村:ニヤニヤしながらこの台本を書いていたんですけど、録音したものを聴いたら、イメージ通りすぎて笑ってしまいました。ほんまにうれしかったです。僕自身は、ちゃんと痰からむ演技もできましたし(笑)。この役は、咳払いもできひんくらい緊張もしてるんやろうな、と思わせるような演技を見せられたと思います。 飯塚:それもバックボーンなの? 言い訳じゃなくて?(笑) ──セルライトスパからバトンをもらったと聞いたときはどう感じましたか? 橋本:「やったー!」と思いましたけど、「遅えよ」とも思いました(笑)。 中村:順番見て、「ハイツの前に呼んでくれよ!」と(笑)。でもほんまにめっちゃうれしかったです。 橋本:この番組に呼ばれた大阪の若手はみんな喜んでます。うただの一石や真輝志が「今度これありまして……」って相談してくれたりとか。 ──こうしてトークするのも初めてだと思いますが、お互い話してみてどうでしたか? 飯塚:かわいかったなあ!(笑) 中村:楽しかったです。緊張しつつ、ふわふわしてました。 橋本:画面越しでしかお会いしたことがなかったので、今本当に触れるのかどうなのか、実像なのかどうなのか。もしかしたら、触って、ブワーンってなる可能性もまだあるなとは思ってます(笑)。 ■ 東京03の好きにさせるかッ! NHKラジオ第1 2024年6月13日(木)20:05~20:55 <出演者> 東京03 ゲスト:隣人