【ボートレース若松】田頭実、9期ぶりのスタート無事故ならず
ボートレース若松の「スポーツニッポン杯GW特選競走」が25日に開幕した。ほどよい向い風が吹いた初日はイン有利のレース傾向。逃げは9本決まったが、2Rでは人気薄の松尾宣邦が逃げ、2着に6号艇の関裕也が入り、3連単は5万4000円という驚愕の配当も飛び出した。 【若松7R結果】田頭実がF!9期ぶりのスタート無事故が幻に… 7Rでは1、2コースの山田丈と田頭実がF。A1級勝負駆けだった山田はこのFで事故率オーバーにより来期のB2級降格が確定。今期の田頭はFなしできていたが、9期ぶりのスタート無事故は最後の最後でダメになってしまった。田頭は1号艇だった後半の12R「ドリーム戦」もコンマ03のスタート。1日に2本切らなくてよかった…というのが外野の本音でもある。 その12R「ドリーム戦」は田頭のインに渡邉優美がツケマイで襲いかかったところを、5コースの今井貴士が見事なまくり差しで捉えた。今井は前半8Rもインから逃げており、初日唯一の連勝ゴール。このエンジンに前回乗っていた浦田信義が、「次の人はきっと稼ぐと思いますよ」と感触を良さを語ってたのだが、その予言はピタリと的中した。 その一方で西山貴浩は3、5着、仲谷颯仁は4、6着と想定外の苦戦。西山は「ドリーム戦もチルト0で行く…」と話していたが、直前でマイナスに下げており、まだ調整が定まっていないのかもしれない。
マクール