【日本ハム】鈴木健矢今季初先発も初勝利ならず…2回以降は無失点「何とか修正できたことは良かった」
◆パ・リーグ 楽天5―1日本ハム(25日・楽天モバイル) 日本ハム・鈴木健矢投手(26)の今季初勝利はならなかった。25日の楽天戦(楽天モバイル)で、今季初の先発マウンドに立ったが、初回、先頭の小郷に初球の128キロ直球を右中間席へ運ばれ、先制を許した。続く村林、浅村と連打を浴びて更に1失点と、4回2失点で降板。チームの連勝も5で止まり、「2回以降は粘ることができただけに、初回の入りが悔やまれます」と入りの1投目に悔しさをにじませた。 開幕直前まで先発ローテの5枠目を争うも、中継ぎに回った。「もちろん悔しかった」と思い返す。2軍調整も経て、訪れた初先発機会の相手は、昨季3試合を防御率0・00に抑え、2勝を挙げた楽天。相性のいい相手にも「やっと来たチャンスなので。大胆に行きつつ、ゾーンにしっかり行きつつ」と慎重な姿勢を崩さずに臨んだが、白星にはつながらず。「テンポを意識し過ぎて、真ん中に(球が)集まってしまった」と振り返った。 白星こそ手にできなかったが、2回以降は毎回安打を打たれながらも無失点に抑えた。「何とか修正できたことは良かった」。言葉通りに見せた踏ん張りは、次回以降、結果へとつなげにいく。
報知新聞社