ミュージカル「三銃士」に主演する坂本昌行

　V6坂本昌行（52）が、ミュージカル「三銃士」（9月8日初日、東京・日生劇場ほか）に主演することが25日、明らかになった。所属事務所の後輩でもあるAぇ！groupの末澤誠也（29）と2年ぶりに共演し、世界中で大ヒットした名作に挑戦する。 【写真】坂本昌行と２年ぶり競演するAぇ！group末澤誠也 　同作は19世紀の仏作家アレクサンドル・デュマの代表作で、世界各地でミュージカル化されてきた。坂本は三銃士のリーダー格で、剣の腕前に優れたアトスを演じる。銃士を夢見て田舎町からパリに出てきた青年ダルタニャンを末澤が、ダルタニャンと恋に落ちる純粋な娘コンスタンスを屋比久知奈（29）が演じる。スペクタクルな冒険活劇要素に、人物心理描写の深みを加えた物語だ。坂本や末澤が22年に出演したミュージカル「THE　BOY　FROM　OZ」も手がけたフィリップ・マッキンリー氏が演出を担当する。 　坂本は「今井（清隆）さん、シルビア（・グラブ）さん、末澤君など共演したことのある方々で、お互いに刺激し合いながら楽しい稽古になると思いますし、新たな『三銃士』を作りあげていきたいと思います」と意気込んだ。末澤は「坂本くんとまたご一緒できて、作品を作り上げられるのが楽しみで仕方ないです！　甘酸っぱい恋愛やアトスとの絆、いろんなダルタニャンを皆さんに見て楽しんでいただけるように精進したいです」と誓った。 　◆ミュージカル「三銃士」　17世紀のフランスが舞台。国王を守るアトス（坂本）ら三銃士が田舎町からパリに出てきたダルタニャン（末澤）と出会う。リシュリュー卿（今井）の親衛隊に勝利するが、うたげの最中に美しいコンスタンス（屋比久）がさらわれてしまう。国王が行方不明になったことも発覚。リシュリュー卿が国家を揺るがす陰謀を企てていた。ダルタニャンやアトスらは正義のために奔走していく。ブライアン・アダムスの「All　For　Love」がメインテーマ曲として使用される。