奥智哉、スタント予定の殺陣を自ら挑戦志願「アクションへの思いは負けない」
現在テレビ朝日系で放送中の『君とゆきて咲く~新選組青春録~』(毎週水曜24:15~※一部地域除く)は、手塚治虫氏の隠れた名作『新選組』を初映像化するシン・時代劇ドラマ。幕末という混沌の時代を閃光のごとく駆け抜け、はかなく散っていった新選組隊士たちの青春を、本格的な殺陣や流麗な剣舞も取り入れながら美しく描いている。8日放送の第3話は、鎌切大作(前田拳太郎)、深草丘十郎(奥智哉)、南無之介(羽谷勝太)が助けた若者は、南無之介がかつて仕えていた武家の次男・松永新之丞(杢代和人)だった。山南敬助(永田崇人)の温情により、新之丞は壬生浪士組の屯所でしばらく養生することが認められるが……というストーリー。 【写真】奥智哉、ファンサービスポーズなど 撮り下ろしカット&場面写真ほか(全10枚) キャストの素顔に迫るマイナビニュースのインタビュー連載第2回には、深草丘十郎を演じる奥智哉が登場。父の復讐に燃え、剣を握ったことがないにもかかわらず、壬生浪士組に志願した丘十郎の“推しポイント”とは。『君ゆき』キャストのエピソードや、W主演を務める前田へのメッセージも聞いた。
■演じる役の推しポイント 父親の復讐という大きな目的のためだけに生きている少年です。もともと誠実でまっすぐな性格なので、本当に人を斬っていいのかという葛藤に悩む心の揺らぎを見ていただけたらうれしいなと思います。 ■「新選組新人隊士 桜組」(前田拳太郎・奥智哉・杢代和人・羽谷勝太)の強み・魅力 やっぱりかわいさじゃないでしょうか! かわいさはどこの組にも負けていないと思います(笑)。(庄司)浩平くんが、組問わずフィルムカメラやスマホでオフショットを撮ってくれているので、公開されたときにはぜひご覧ください。でもキャストの中では、実は三浦(涼介)さんがすごくかわいいんですよね。すごみのある芹沢(鴨)を演じているときとは打って変わって、無邪気でかわいい笑顔をされるんです。桜組メンバーでも勝てません。
■『君ゆき』の「●●隊長」宣言 僕は「アクション隊長」と名乗りたいです。これからも、丘十郎がいろいろなところで戦うシーンがたくさん出てきます。1話の冒頭で、大作と丘十郎が水辺の上で戦っているシーンは、本当はスタントでやっていただく予定だったのですが、当日に「自分でやりたい」と思い立って。撮影前に道場を借りて練習して、挑戦させていただきました。アクションへの思いは誰にも負けないと思います。 ■『君ゆき』キャストの面白エピソード 本人が「言っていいよ」と言ってくれたので話しますが、羽谷勝太くんが、本番中におならをしたことがあって。僕が簡(秀吉)くんをちょんちょんと触って、「あの人、誰?」とリアクションするシーンだったのですが、羽谷くんのおならが強烈すぎて、思考が完全に停止しちゃったんです(笑)。もう、ただくさいということしか頭にない状態になって、簡単な動きもすべて飛んでしまいました。羽谷くんは本当に面白い人です。 ■『君ゆき』キャストのかっこいいエピソード やっぱりかっこいいといえば、三浦さんですね。芹沢を演じているときは、どこから出しているか分からないような、野太くてかっこいい低音ボイスですが、普段は繊細で色気のある声をされていて、どちらもいい声ですし、そのギャップもすごく素敵。終始、“色気だだ漏れ”な方で、いい匂いもするんです。その正体はハンドクリームだと判明したのですが、大人の匂いがします。