宝くじを買っただけで気が大きくなり散財してしまいます。【林家たい平師匠とふなっしーのお悩み相談室】
カジュアルなコンプレックスから人知れぬお悩みまで、ふだんなかなか人に話せないあなたの秘めたる思いに、たいっしーこと林家たい平師匠とふなっしーが答えます。 【写真ギャラリーを見る】
【お悩み】
10年ほど前から宝くじを買っているのですが、買っただけでもう当せんしたかのような気持ちになってしまい、ついつい気が大きくなって無駄遣いをしてしまいます。夜寝る時も1等に当せんしたら何に使おうかと妄想が止まらなくなります。実際には300円しか当たったことがなく、夫にもいい加減やめろと言われる始末。どうすればいいでしょうか? (40代・会社員)
たいっしー(以下、た) やめなくていいです! そもそも宝くじってそういうものでしょ。買ってから当せん番号が発表されるまで、ずっと夢を見続けられるのってすごく楽しいじゃない。 ふなっしー(以下、ふ) そうそう、宝くじっていうのは当たるというより夢を見るものなっし。買わなきゃ夢すら見られないなっしよ~。 た 落語にも「富くじ」っていう演目があるんだよ。今でいう宝くじを買った男が、千両当たったらどうするかっていう話をものすごく楽しそうにするの。 ふ 昔からあるなっしな。ほかのギャンブルに比べると、それほど散財しなくてすむのもいい点なっし。 た 気が大きくなって多少無駄遣いしちゃうのもいいじゃない。また一生懸命働こうって思えるだろうし。 ふ 楽しく経済を回していくなっしな。じゃあ師匠、年末ジャンボ宝くじを買いましょうなっし! 当せんしたら盛大にご馳走するっていうのはどうですかなっし? た いいねえ。当せんしたら正直に言ってよね。何も言わず、日本刀のコレクションが10本増えてたら、問い詰めるかも(笑)。 ふ い、言いますなっし~。じゃあ年明けに発表し合いましょうなっし!
【たいっしー&ふなっしーにあなたのお悩みぶつけよう!】
林家たい平 さん はやしやたいへい 落語家 1964年生まれ、埼玉県秩父市出身。武蔵野美術大学卒業後、林家こん平氏に入門。レギュラー出演中の『笑点』で披露するふなっしーネタが評判。