沢田研二ファンに聞いた「後世に残したい『究極の一曲』」ランキング 感動&感涙のコメントであふれた11位~15位
6月25日、76歳の誕生日を迎えた沢田研二。誕生日に合わせてAERA dot.編集部では沢田研二の「後世に残したい『究極の一曲』」をテーマにアンケートを実施し、「時の過ぎゆくままに」が堂々の1位に輝く結果となった。多くの支持を集めた上位10曲については前編、後編に分けて発表したが、ランク外であっても並ぶのは名曲ばかり。好みな曲が出揃った15位~11位のランキングを、ファンのアツい声とともにお届けする。(アンケートは6月12~23日、AERA dot.の記事や公式SNSアカウントで実施。1346人が回答した)。 【写真】すごい色気!やはりジュリーは「別格」 * * * ■【15位 コバルトの季節の中で】 「コバルトの季節の中で」(1976年9月10日リリース/作詞:小谷 夏 作曲:沢田研二 編曲:船山基紀)に集まった、この曲を選んだ理由に上がるキーワードは“優しい”。 「優しい曲の感じで沢田研二を引き立てているように思います」(70代・女性) 「ジュリーの歌世界の中で主人公の男性がいちばん女性に優しく寄り添っている曲だと思うから」(60代・男性) 「季節感があり、いつ聴いても気持ちが優しくなれる」(60代・男性) 甘く優しい楽曲は、ファン自身の甘い思い出とともに語られる。 「京都のとあるお店で生歌聴いた思い出の曲」(70代・女性) 「大学生で1人暮し、答のない悩みに、自分を見失いそうになったとき、“あなたを見失いたくないのです”貴女とは、自分のこと、自分自身を、生かせてくれる歌だった」(60代・女性) 「新婚旅行の機内でたまたま この曲か聞いてうれしく」(70代・女性) 「亡くなった主人が初めてジュリーのレコードを買った曲でとっても大好きだった曲です」(60代・女性) この曲と一緒に思い出を宝箱にしまって後世に残したい。そんな気持ちがしみる。
■【14位 追憶】 続いては10枚目シングル「追憶」(1974年7月10日リリース/作詞:安井かずみ 作曲:加瀬邦彦 編曲:東海林修)。オリコン週間チャートでは1位を獲得、累計売上では57.9万枚の売上げを記録した曲だ。 「紅白歌合戦の時に衣装から白い鳩を出したのが印象的で忘れられない」(60代・女性) 74年12月31日、第25回NHK紅白歌合戦では、曲の後半で白い鳩が燕尾服風の衣装から出てきて、沢田研二の右手にとまる、という演出だった。そして、曲が終わるまで鳩は飛び立たない。 年末の大舞台、しかも生放送で、あのような演出に挑戦できるのは沢田研二ぐらいなのかもしれない。 「甘い声と歌の雰囲気がジュリーにピッタリ」(60代・女性) 「中学生だった時代に甘い初恋を思い出す」(60代・女性) 「余りに日本人離れした 甘さ クールさ 美しさ」(60代・女性) 「ジュリーにしか歌えない曲」(50代・女性) サビの“ニーナ”と呼びかける伸びやかな甘い声、はい、後世に残しておきたい曲だ! ■【12位 あなたに今夜はワインをふりかけ】 20曲の中で唯一B面の名曲がランクイン! 22枚目のシングル「サムライ」(1978年1月21日リリース/作詞:阿久悠 作曲:大野克夫)のB面「あなたに今夜はワインをふりかけ」(作詞:阿久悠 作曲:大野克夫 編曲:船山基紀)だ。 「この曲を歌うジュリーを初めて見たのは歌番組ではなくCMで、短い時間に歌と彼の魅力がギュッと詰まって本当に素敵だった!」(60代・女性) 「当時ジュリー全盛時代で、ワインのCMソングに使われた曲、とにかくリズ厶が良い」(60代・男性) 「CMで初めて流れた時感動しました。コンサートで何回も聴きましたがとても良かったです。この曲がB面だったなんて当時とてももったいない気がしました」(60代・男性)