川中美幸「2回しか開けたことがない」 憧れたオープンカー『メルセデス・ベンツ SLKクラス』
■2台乗り継ぐほどのお気に入り『メルセデス・ベンツ SLKクラス』
続いて登場した愛車は『メルセデス・ベンツ SLKクラス』。この車に出会うまでに、国産車へのこだわりはなくなり、車体が丈夫だった『BMW 318i』や『BMW 745i』『BMW 525i』などに乗り、羽振りが良かった時期も。すると、川中さんは母親から「“アンタ羊やからな。紙(お札)食うから”と言われた」と明かしました。 『メルセデス・ベンツ SLKクラス』は、Cクラスのコンポーネンツを利用し、スポーティー・軽量・コンパクトをコンセプトにしたメルセデス・ベンツのスポーツカーです。また、それまでのメルセデス・ベンツとは一線を画すカジュアルな内装や、メルセデス・ベンツとして初のバリオルーフを採用した車でもあり、ボタン1つでハードトップを開閉できるということで人気を博しました。 車が登場すると、川中さんは「かわいい!」と興奮。ボディーカラーは赤のものに乗っていたそうで、この車を選んだ理由については「1年待ちとか2年待ちとか聞いてて。そういうふうに言われると余計に欲しくなるんですよね。こぢんまりしてるし、こういうスポーツカータイプって2シートで、乗ったことがなかったので1回乗ってみたいなと思って」とサブカーとして買ったことを明かしました。 また、オープンカーとしての憧れもあったという川中さんは「サングラスして、スカーフ巻いて、なびくのがステキと思ったんですけど、(ルーフを)2回しか開けたことがない」と明かし、自身が紫外線アレルギーだったことに気付き、以来オープンカーとしての役目は果たされなかったといいます。 母親も車が大好きだったという川中さん。そのため母親にも車を買ってあげていたそうで「ハンドルさばきも良かったし、“好きやねんな”と思って。“お母ちゃんが元気なうちは車検ごとに車買ってあげる”って言って。喜んでました」と母親との思い出を振り返りました。
■現在の愛車『スズキ ソリオ バンディット』
67歳で購入した現在の愛車は『スズキ ソリオ バンディット』。後席両側スライドドアや乗り降りしやすいレイアウトなど、使い勝手の良さに優れたコンパクトワゴン。車体サイズの拡大によって、広い居住空間に加えて荷室空間も拡大されました。運転席の正面にはヘッドアップディスプレイを搭載し、まっすぐ前を見ながら速度やシフト位置の情報が確認できるため、視線移動や焦点調節の回数を減らすことができます。 愛犬家の川中さんが、“犬ファースト”で選んだというこの愛車。後席の空間が広いため、犬用カートをそのまま積載可能で、運転もしやすいと満足げな様子の川中さん。車が走り出すと「視界良好ね! 今まで乗った車の中でいちばん視界良好です」と、笑顔を見せました。 車だけでなくミニチュアも好きだそうで、現在の愛車を買いに行った際も店の入り口に並ぶミニカーに夢中になったと話し、「車を見に行かないで、これ(ミニカー)欲しいって。ミニチュアが大好きで、家もすごくて」と、もう一つの趣味も明かしました。 最後に、“川中美幸さんにとって車とは?”と聞かれ「人生のエネルギーの補給場所」と回答した川中さん。続けて「車は基本は前に進むでしょ。人生も歩いてでもいいから前に進むってことが大事なんだなって車に乗ってて思います」と明かしました。 (2月3日放送のBS日テレ『おぎやはぎの愛車遍歴』を再構成)