「地球破壊は余裕」「圧倒的強者」何もかもが“無敵”な『ワンピ』最強の悪魔の実
果てしない規模は地球破壊レベル?
『ONE PIECE(ワンピース)』のなかで、強さの指標として注目されるのが「悪魔の実」の能力です。バトルシーンが多い本作では、数ある悪魔の実のなかで「最強」の能力はどれか、読者の間でたびたび話題になります。最終章に入った現在、どの悪魔の実が最強といわれているのでしょうか。 【画像】あれ、能力者だったっけ? こちらが忘れられがちな「悪魔の実」の能力者です(3枚) 「ドレスローザ編」で初めて披露されて以来、チートレベルの悪魔の実として注目を浴びているのが「ズシズシの実」です。能力者は「海軍大将」のひとり「藤虎(イッショウ)」で、重力を自在に操り、相手に重力をかけて動きを封じる、浮遊する物体に乗って空中を移動などが可能です。 驚くべきは、重力で宇宙空間から巨大な隕石を引き寄せたり、多くの建物が崩壊したドレスローザ全域の瓦礫(がれき)を浮かせたり、といった能力の規模の大きさです。実際に「トラファルガー・ロー」と「ドンキホーテ・ドフラミンゴ」の前で技を披露した際は、隕石を落としながら自身の足場は重力で守りつつ、地面を崩落させるという芸当をみせました。ローとドフラミンゴを驚かせたものの、本人曰く「腕試し」とのことで、その真の力はいまだ未知数です。 読者の間では「藤虎が本気になれば地球を破壊できそう」「遠隔でバスターコールもできるのでは」「これ、もはや古代兵器だろう」など、そのポテンシャルに注目が集まっています。 続いて、初期の登場にかかわらず、攻撃力や汎用性の高さから今なお「最強」の一角と呼び声の高い、「エネル」の雷を操る「ゴロゴロの実」の能力です。彼は見聞色の覇気との合わせ技で「スカイピア」全住民の言動を把握し、自分の意に反する人間がいれば「神の裁き」を下して、恐怖政治を成り立たせていました。 加えて、心停止した自分に心臓マッサージを施して蘇生する技まで持ち合わせており、まさに「神」と呼ぶにふさわしい能力といえるでしょう。電流の通じない「ゴム」人間である主人公「モンキー・D・ルフィ」とは相性が悪かったものの、ネット上では、「火力と範囲がイカれてる」「ロギアの枠組み超えてる」といった声もあり、いまだに最強説が支持されています。 もともと優れた能力の悪魔の実として知られ、最終章でさらに注目を浴びているのが、元王下七武海であり、麦わらの一味の恩人でもある「バーソロミュー・くま」の「ニキュニキュの実」の能力です。「ニキュニキュの実」は、手のひらにある肉球で触れたものを弾き飛ばす能力を持ち、その範囲は非常に広大です。 特に「シャボンディ諸島」では、麦わらの一味をバラバラにして、当時の彼らに絶望を与えました。 くまは大気を圧縮して爆発させるという高い殺傷能力を持つ攻撃や、自身や他者を弾き飛ばして瞬間移動を行うことができるほか、人に蓄積された痛みや疲労を体外に弾き飛ばし、他者に移すという唯一無二の技も備えています。 また、「ゴッドバレー」での天竜人による「人狩り」では、「ニキュニキュの実」の力を使って天竜人の奴隷500人以上を弾き飛ばし、その命を救いました。この能力は、攻撃、移動、回復、救出など、手のひらの肉球だけで多くの場面で活躍する汎用性を持っています。 攻撃力だけでなく、回復にも特化した能力は高く評価され、「対能力者なら狙って海に落とせるから無敵」「疲労を取り続ければ耐久性も上がり、さらに強くなる」なども声も聞かれます。 物語序盤から現在まで根強く支持される最強の悪魔の実も多いですが、覚醒や新キャラの登場などで、新たな「最強」が生まれるかもしれません。
LUIS FIELD