カープ野村さん、三軍投手コーチ兼アナリストに…「選手との距離感近く」
今季限りで現役を引退した野村祐輔さん(35)が来季、広島東洋カープの三軍投手コーチ兼アナリストに就任することが決まり、19日に広島市南区のマツダスタジアムで就任記者会見を開いた。スーツ姿で登場した野村さんの主な一問一答は次の通り。
――コーチの打診を受けたときの気持ちは。 「そういうふうに声を掛けていただいて、本当にありがたかった」 ――理想のコーチ像は。 「いいときも悪いときも、選手に歩み寄っていけるコーチが理想」 ――これまでに感銘を受けたコーチは。 「(自身が)1年目の時に投手コーチをされていた大野(豊)さん。新人ということもあって、すごく歩み寄ってくださって、距離感の近い人だった」 ――指導するにあたって何を大切にしたいか。 「選手には色々な考えがある。その気持ちを、よりよいものに変えられたらと思う」 ――これまでの仲間とは指導者という立場で接することになる。 「立場は変わるが、今まで一緒にプレーしてきた選手たち。(態度を)大きく変えずにやっていきたい」
中崎投手更改、300万円減5200万円
広島東洋カープの中崎翔太投手(32)が18日に広島市南区の球団事務所で契約更改交渉を行い、300万円減の5200万円でサインした。「昨年より登板数が減り、二軍にも行った。本当に悔しいシーズンだった」と振り返った。 今季は5月29日に右肩の張りで出場選手登録を抹消され、9月3日に一軍復帰。登板数は24試合で、昨季の35試合を下回った。1勝1敗3ホールド、防御率1.96の成績にも、「けがで離脱するのは本当に恥ずかしい。トレーナーと話し合いながら、トレーニングやケアを徹底したい」と語り、15年目となる来季に向け、「(一軍の)枠をしっかりと勝ち取れるよう、春先からやっていきたい」と決意を述べた。(金額は推定)