今週 晴れ間の出る日は関東・近畿・九州で「猛烈な暑さ」も 熱中症に警戒
今週は本州付近でも度々雨が降りますが、晴れ間のでる日は気温がグングン上がり、猛烈な暑さとなる所があるでしょう。関東や近畿、九州で猛暑日(最高気温35℃以上)が予想されている所があります。
今週 猛烈な暑さも 熱中症に警戒
今週は梅雨前線が北上し、本州付近も度々雨が降りますが、晴れ間のでる日は気温がグングン上がるでしょう。 17日(月)は西から天気が下り坂ですが、関東は晴れて、内陸部を中心に気温が上がりそうです。群馬県前橋市で35℃、桐生市で36℃と猛暑日となるでしょう。 19日(水)から20日(木)も本州付近は日差しが届く見込みです。関東から九州で厳しい暑さとなるでしょう。19日(水)は群馬県桐生市や大分県日田市で35℃予想となっています。岐阜市や京都市などでも34℃と猛暑日に迫る暑さでしょう。20日(木)は京都市で35℃、京都府福知山市で36℃と猛烈な暑さになりそうです。 東京都心も17日(月)と19日(水)から20日(木)は真夏日(最高気温30℃以上)で、湿気も高く、蒸し暑いでしょう。 熱中症に警戒が必要です。
熱中症を引き起こす条件
熱中症は、誰でも発症するおそれがあり、引き起こす条件は、大きく3つ挙げられます。 1つめは「環境による条件」です。その日の気温が高いだけでなく、急に暑くなった日や、熱波の襲来も危険です。また、湿度が高い、風が弱い、日差しが強いといった気象条件も、熱中症を引き起こします。締め切った室内や、エアコンがない所といった環境も、熱中症には特に注意が必要です。 2つめは「体による条件」です。高齢者や乳幼児、体に障害がある方は、周りの方が特に気をつけてあげてください。肥満や持病(糖尿病、心臓病、精神疾患など)のある方も、熱中症にかかるリスクが高まります。低栄養状態、脱水状態の方は、体にこもった熱を、効率良く体の外へ逃がせなくなるおそれがあります。二日酔いや寝不足などの体調不良でも、熱中症にかかりやすくなってしまいますので、ご注意ください。 3つめは「行動による条件」です。激しい運動をしたり、慣れない運動をしたりすると、体内で熱が発生しますが、その熱が体の中にこもったままだと、熱中症にかかりやすくなります。長い時間の屋外作業や、水分補給がしにくい状況も、熱中症を引き起こす原因になりますので、十分お気を付けください。