香川県まんのう町の廃校を活用した地域交流施設「ことなみ未来館」で、親子で楽しめるイベントが開かれています。 【写真】

ことなみ未来館の「もりのこ広場」（香川・まんのう町）

　ことなみ未来館は2023年4月以降、指定管理者による運営から町営になり、町民らで作る5つの部会と2つの団体が活動しています。施設のことを多くの人に知ってもらおうと、16日と17日、「ことなみ未来館の日」と名付け、全ての部会と団体が共同でイベントを開いています。 　まんのう町産のヒノキなどを使った工作に取り組む「いとのこ教室」です。糸ノコを扱うのが難しい子どもたちは、端材をボンドでくっつけてロボットづくりを楽しめます。 　文化活動部会は、香川県を中心とした19人の作家と満濃中学の生徒によるアート展を開いています。（「アートエコーまんのう第6回・山の小さな展覧会」31日まで） 　「ふらわぁガール」と題した作品は、カラフルな花に覆われた3人の女の子が描かれています。作者の長野由美さんは「花の奥に隠れた表情を観る人に想像してほしい」としています。 　イベント「ことなみ未来館の日」は17日も開かれ、スポーツ体験や昆虫についてのクイズ大会、縁日なども行われます。