【北海道の新ヒグマ捕獲計画】“毎年約1300頭”を10年間―「過去の結果から見れば現実的な数字」9月中に素案まとめる
北海道は8月21日、2025年から2034年までの10年間にわたり、毎年約1300頭のヒグマを捕獲する方針を新たに示しました。 道が専門家から意見を聞く「ヒグマ保護管理検討会」で明らかにしました。 10年間の捕獲目標数は1万3290頭で、年間では毎年1329頭となります。 過去5年のクマの捕獲数は約800~約1600頭。道は「市町村の協力を得なければならないが、過去の結果から見れば現実的な数字」と述べています。 クマの数が減りすぎた場合は絶滅しないよう、捕獲数を見直します。 道は9月中に素案をまとめ、「パブリックコメント」で市民から意見を募り、改正案をまとめる予定です。
UHB 北海道文化放送
【関連記事】
- 【ヒグマ速報】家庭菜園の畑に”15センチの足跡”家人発見し町役場へ通報…周辺で警戒続く 北海道内での目撃「1945件」8月だけで220件超に
- 【ヒグマ速報】札幌市内を帰宅途中に…軽乗用車が『体長1.5mのクマと衝突』 標茶町内に『ヒグマ注意報』歩行者追いかける姿も 北海道内での目撃「1923件」8月入り200件超
- 【ヒグマ速報】1.2mの成獣か 国道を横断…付近では8月に入り10件以上の出没情報 近くには中学校やコンビニも―北海道別海町
- ヒグマの被害相次ぎ北海道が”ゾーニング管理”導入を検討 「クマを保護する区域」や「人間の活動を優先する区域」などを設定し適切な共存図る
- 【恐怖】ヒグマに襲われ「軽トラ」"ボコボコ" …山菜採りの男性 九死に一生…猛スピードで追いかけてくるクマ「来た!やばい」北海道根室市の林道