子どもが独立し、家賃16万円の3LDKから家賃9万円の1LDKへの引っ越しを考えています。「20年」住むとどれくらいお得になりますか?
家賃16万円から9万円の賃貸へ引っ越した場合に節約できる費用
ここでは、家賃16万円の3LDKで暮らしていた夫婦と子ども2人の4人家族が、子どもが独立したことをきっかけに、家賃9万円の1LDKに引っ越した場合に節約できる費用を紹介します。 家賃16万円の賃貸に20年間住み続けると家賃は合計で3840万円かかります。 16万円×12ヶ月×20年間=3840万円 家賃9万円の賃貸に引っ越して20年間住み続けると家賃は合計で2160万円です。 9万円×12ヶ月×20年間=2160万円 家賃の安い賃貸に引っ越すと1680万円節約できます。持ち家でローンの支払いが終わっている場合は、そのまま住み続けてリフォームをした方が安く暮らせそうですが、元々賃貸に住んでいる場合、子どもの独立をきっかけに適切な間取りに引っ越して家賃を下げることは、確実に節約につながるでしょう。
現在の住まいの条件に合わせて快適に暮らそう
子どもが独立すると、家庭によっては子ども部屋が空き部屋になってしまい、夫婦二人で住むには間取りが広すぎる事態が発生します。思い入れのある住宅にそのまま住み続けるのもいいですが、自宅が広すぎると年齢を重ねたときの管理負担が大きくなってしまいます。そのため、条件に合わせてリフォームや建て替え、引っ越しを検討するのも一つの手段です。 元々賃貸に住んでいる場合は、部屋数を少なくすると家賃も安くなる傾向があるため、新しい賃貸を探すのもいいでしょう。仮に家賃16万円の賃貸から9万円の賃貸に引っ越すと20年間で1680万円ほどの節約が可能です。自宅に求める条件を夫婦ですり合わせて、快適な住まいを検討してください。 出典 積水ハウス株式会社 「子どもの巣立ち後の暮らしに関する調査(2023)」 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部