アジア最高額クラブは? ACLクラブ市場価値ランキング7位。日本人MFに要注意!? ラウンド16でJリーグ勢と対戦
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023/24の決勝トーナメントが間もなく幕をあける。決勝トーナメントに進出した16クラブの中で、最も市場価値が高いクラブはどこなのか。今回はデータサイト『transfermarkt』が算出したACLの市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は2月12日時点。<
7位:蔚山HDFC(旧・蔚山現代FC) 監督:ホン・ミョンボ 総市場価値:1870万ユーロ(約26億1800万円) 最高額選手:ダリヤン・ボヤニッチ(150万ユーロ/約2億1000万円) 7位にランクインしたのは、2022、2023シーズンとKリーグ連覇を果たした韓国王者、蔚山HDFC(旧:蔚山現代FC)だ。総市場価値は1870万ユーロ(約26億1800万円)で、7名の選手が100万ユーロ(約1億4000万円)以上の市場価値を有している。 チーム最高金額の市場価値を持つのは、スウェーデン代表でのプレー経験も持つMFダリヤン・ボヤニッチだ(150万ユーロ/約2億1000万円)。しかしボヤニッチは怪我の影響もあり、2023シーズンを7試合出場0得点1アシストで終え、市場価値に見合う活躍ができなかった。 クラブの連覇に大きく貢献したのは、高額な外国籍選手よりも韓国人選手たちであった。AFCアジアカップカタール2023で韓国代表のゴールマウスを守ったGKチョ・ヒョヌ(100万ユーロ/約1億4000万円)、15ゴールでリーグ得点王となったチュ・ミンギュ(90万ユーロ/約1億2600万円)、元ガンバ大阪でリーグMVPとなった韓国代表DFキム・ヨングォン(55万ユーロ/約7700万円)など実力ある選手たちが揃っている。 そして、蔚山には2023年1月から江坂任(85万ユーロ/約1億1900万円)も在籍している。昨季は怪我の影響もあり国内リーグ戦の出場が16試合にとどまったが、復帰後は継続的に出場機会を得ていた。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージは全6試合に出場しており、第4節のジョホール(マレーシア)戦で相手DFラインから抜け出して同点ゴールを奪う活躍を見せた。 ラウンド16ではヴァンフォーレ甲府と対戦する。これまで蔚山HDFCはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を2度優勝している。国内リーグ連覇の勢いのまま、3度目の栄冠となるだろうか。
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