【ボートレース宮島】山口剛が「本当にヤバい時の動き」と苦笑い
ボートレース宮島のGW開催「第53回サンケイスポーツ若葉賞」が28日に開幕。次節にはGⅡ「第9回レディースオールスター」を控える。勝手知ったる地元の有力選手が揃っており、エンジン相場の動向が注目を集める大会だ。 目を引いたのは井内将太郎。前検は6秒59と破格のタイムを叩き出し、一番時計をマークした。足合わせからグイグイと伸びる足を披露していたので、この数字にも納得だ。手にした34号機は前節の酒井俊弘がチルト3度で荒稼ぎしたエンジン。前検はチルト3度の調整のまま行っていたようで「この調整だと、しっかりをS行かないと意味がない」と思案顔。初日は早くも1号艇が巡ってくるだけに「悩みますよね…。ちょっと一晩考えます」と話しており、本番での調整に注目しよう。他に目立った動きを見せていたのは木山和幸と西野翔太。どちらも回ってからの瞬発力がありそうで、実戦での動きが楽しみだ。 一方で主力の山口剛は特訓で思うようにSが届いていなかった。「僕があんな風にSが届いていない時は、本当にヤバい時なんでね…」と苦笑いしながらペラ調整。手にした62号機は実戦で強みを発揮するエンジンだけに、しっかり調整がマッチすれば問題なしとみる。
マクール