クラブの伝説カシージャスに次ぐレアル第2位の早さ “23歳”でもうCL通算50試合出場に達したヴィニシウスの急成長
今ではすっかりチームの主力に
昨夏にFWカリム・ベンゼマが退団し、レアル・マドリードの前線は一気に若い構成となった。主役の1人となったのは、23歳のFWヴィニシウス・ジュニオールだ。 2018年にレアルへやってきたヴィニシウスは、早い段階からポジションを確保。まだ若さを感じさせるカードトラブルも目立つが、今のレアルに欠かせぬ攻撃の軸だ。 そのヴィニシウスは、13日に行われたライプツィヒとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグにフル出場。これがCL通算50試合目で、23歳で早くも50試合達成だ。 スペイン『as』によると、レアルの選手でヴィニシウスより早くCL50試合出場を達成したのは元スペイン代表GKイケル・カシージャス1人のみ。ヴィニシウスが23歳と216日で50試合出場を達成したのに対し、カシージャスは22歳と165日で達成している。途中出場の機会が極めて少なく、経験値が重要視されることも多いGKのポジションで早くから白い巨人の守護神になっていたカシージャスはやはり特別な存在か。 それでもヴィニシウスのペースも見事で、23歳と252日のラウール・ゴンザレス、24歳と15日のDFラファエル・ヴァラン、25歳と350日のDFセルヒオ・ラモスといった先輩を上回る早さだ。 今季は負傷で数試合離脱しているが、怪我が少ないのもヴィニシウスの特長だ。それも23歳の若さでCL通算50試合出場を達成できた理由の1つと言えよう。
構成/ザ・ワールド編集部