【F1レース結果】フェルスタッペンが今季17勝目! 角田裕毅はサンパウロGPで9位入賞の力走!!
23戦が予定されていたF1の2023年シーズンも残りわずか。第21ラウンドとなるサンパウロGPでも、今季圧倒的な強さを誇っているマックス・フェルスタッペンが決勝レースを制した。FIAフォーミュラ1世界選手権は11月5日、2023年シーズン第21戦サンパウロGPの決勝レースを実施。レッドブルのマックス・フェルスタッペンが今季17勝目を挙げた。 【関連写真】ポディウムで吠えるアロンソ ブラジルのアウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ(インテルラゴス・サーキット)が舞台となったサンパウロGPでは、今季最後となるスプリントが行われる。そのため、決勝に向けた予選を金曜日に、スプリント向けの予選であるスプリント・シュートアウトとスプリントレースを土曜日に実施するという変則スケジュールが採用された。 3日の予選でトップタイムをマークしたのは、すでに今季のタイトルを決めているフェルスタッペン。天候の悪化により、Q3の残り4分強を残した時点で赤旗が掲示され、そのまま終了という珍しい事態となったが、1分10秒727で同セッションのトップとなり、決勝のポールポジションを獲得した。2番手にはフェラーリのシャルル・ルクレール、3番手にはアストンマーティンのランス・ストロールが続いた。アルファタウリの角田裕毅は16番手となった。 しかし、翌4日午前のスプリント・シュートアウトでは様相が一変。マクラーレンのランド・ノリスが1分10秒622をマークし、フェルスタッペンを抑えてスプリントのポールシッターとなった。2番手にはフェルスタッペン、3番手にはレッドブルのセルジオ・ペレスという結果となった。また、角田もこの日は好調で、6番手となった。 そして迎えたスプリントでは、スタートでノリスとフェルスタッペンが横並びに。ターン1のインサイドを確保したフェルスタッペンがノリスの前に出てレースを引っ張るかたちとなった。その後、このレースではフェルスタッペンのライバルは現れず、そのままトップでチェッカーを受けた。2位にノリス、3位にペレスが入った。角田は終盤にメルセデスの元世界王者ルイス・ハミルトンとのバトルを制し、6位となった。 5日の決勝レースでは、フォーメーションラップでルクレールがマシントラブルからスピン。バリアに衝突してスタート前にリタイアとなった。 レース開始直後、フェルスタッペンが順当にターン1に進入した一方、その後方では6番グリッド発進のノリスがロケットスタートを決め、一気に2番手に浮上した。 そして中断ではハースのケビン・マグヌッセンとウィリアムズのアレクサンダー・アルボンがクラッシュ。デブリなどが広範囲に散乱したことで、赤旗中断となった。 4周目からレースが再開されると、ここでもフェルスタッペンが無難にスタートを決めて逃げ始める。8周目にはノリスとテール・トゥ・ノーズのバトルになるもトップは譲らず、最終的には約8秒の差をつけてフィニッシュ。今季17勝目を飾った。 2位はノリス、3位はアストンマーティンのフェルナンド・アロンソとなった。アロンソは最終盤にペレスと接近戦を展開し、0.053秒差で表彰台を獲得した。 なお、角田は9位入賞。このグランプリで合計5ポイントを獲得した。 次戦の初開催となるラスベガスGPは、11月16日~18日の日程で行われる。 2023年FIAフォーミュラ1世界選手権 第21戦サンパウロGP スプリント結果 2023年FIAフォーミュラ1世界選手権 第20戦サンパウロGP 決勝 2023FIAフォーミュラ1世界選手権 ドライバーズランキング(第21戦サンパウロGP終了時点) 2023FIAフォーミュラ1世界選手権 コンストラクターズランキング(第21戦サンパウロGP終了時点) 2023FIAフォーミュラ1世界選手権 残りの日程
MotorFan編集部
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