古希を迎える高見沢俊彦とゲストたち

　4月19日（金）放送の『高見沢俊彦の美味しい音楽 美しいメシ』（BS朝日　午後10時30分～11時）は、「高見沢俊彦 COKKY（古希）パーティー」を送る。 “食の貴公子”THE ALFEEの高見沢俊彦が、最高の音楽と日本各地のうまいものをゲストトークとともに届ける、“音と食を融合”させた新感覚の音楽グルメ番組『高見沢俊彦の美味しい音楽 美しいメシ』。過去2回の特番を経て、昨年10月よりレギュラー放送がスタートした同番組は、日本中をツアーで駆け回るバンドマンをはじめ多種多様のアーティストをゲストに迎え、おすすめの“バンドメシ”を紹介。高見沢との一夜限りのセッションを届けている。 　4月19日（金）の放送では、4月17日（水）に高見沢が70回目の誕生日を迎えることを祝し、これまでゲストとして登場したBREAKERZのSHINPEI、KEYTALKの小野武正と八木優樹、そして桃色ドロシーの2人がスタジオに再集結。「高見沢俊彦 COKKY（古希）パーティー」と題し、高見沢の古希を華やかにお祝いする。 　パーティーは「高見沢さん、おめでとうございまーす！」というゲストのお祝いの言葉からスタート。古希を迎えた感想を聞かれた高見沢は「70歳になった感慨があまりないんだよね。ミュージシャンってそうじゃない？ 音楽は年齢でやるもんじゃない！」と言い、ゲストたちからあらためて喝采を浴びるも、すかさず「俺が言うと重いよね」と言って笑いをとる。 　それでも、「皆さんのお父さんはおいくつなの？」と、若いミュージシャンたちの父親の年齢がやはり気になるようで…。 　そんな高見沢のため用意されたのは、「コッキー祝いのバンドメシ」。トップバッターはSHINPEIによる福岡のもつ鍋。ミュージシャンにして調理師免許も持つSHINPEIが「自分で作るとなると大変ですが、これはお取り寄せができて温めたらすぐに食べられる」と自信満々で紹介する。 「もつ鍋、最近食べてないんだよね」という高見沢とほかのゲストは、早くも鍋のいい香りに大興奮。スープを一口味わった瞬間、「これはうまい！」と大絶賛。高見沢らの反応にゴキゲンなSHINPEIは、もつ鍋をチョイスした意外なきっかけやおいしい食べ方を披露する。 　続いては、KEYTALKの八木と小野による、“自然のエネルギー満点”の味噌ラーメン。味噌ラーメンの本場・北海道のお店で、八木はツアーで訪れた際には必ず立ち寄るという。しかも食にうるさいカメラマンに紹介したところ、2日連続で通うほどほれ込んだとか。スープにコクがあると超オススメの味噌ラーメン、果たして高見沢の評価は。 　そして、お店の店長もスタジオに登場。なんと高校生だった30年ほど前にTHE ALFEEのライブを見に行ったことがあると明かす。感激した高見沢は「コッキーになったTHE ALFEEもぜひ見に来て」とラブコールを送る。 　続いて、the telephonesのドラムスで「大宮まぜそば 誠治」のオーナーでもある松本誠治が、店主としてサプライズ登場。松本が以前ゲスト出演した際、初めてまぜそばの存在を知った高見沢は、そのおいしさを高く評価。今回は高見沢をイメージして考案したという、スペシャルトッピングのまぜそばを披露する。 　まだお店にも出していないスペシャルメニューで、ポイントは“とろろとめでたいキンメダイ”とのこと。スタジオで好評ならお店の新メニューとなる可能性も…。果たして高見沢のお墨付きは得られるのか。 　最後は桃色ドロシーの2人が地元・横浜で自らロケしたVTRを紹介。“スイーツ王子”でもある高見沢のために、昔の喫茶店をほうふつとさせる硬めのプリンを用意する。収録前日もプリンを食べたという高見沢だが、桃色ドロシー推薦のプリンのお味は…。調理師免許を持つSHINPEIの玄人視点のコメントにも注目だ。 　さら、これまで番組にゲスト出演した前田亘輝（TUBE）、四星球、THE BAWDIES、清塚信也、武田真治、10-FEET、増子直純（怒髪天）、東京スカパラダイスオーケストラからお祝いコメントも到着。そのVTRであわ焼きを紹介した四星球の禁断のモノマネに、高見沢はあぜんとする。 ＜高見沢俊彦（THE ALFEE）コメント＞ ◆お誕生日おめでとうございます。今回の収録終えての感想は？ 古希パーティーということで集まっていただけてうれしかったですね。普通、皆さんは「還暦のパーティー」はよくやるらしいのですが、古希でのパーティーはなかなかないらしいと（笑）。それをスタッフさんから聞いたら逆に緊張してきちゃって（笑）。いや、それでもみんなが盛り上げてくれたので、非常に楽しい回になったと思います。本当に感謝しています。VTRのコメントもありがたかったですね。 ◆あらためて70歳を迎えた心境は？ 今後についてはいかがでしょうか？ 70歳になったからと何をするわけではないんですが、これまで70年やってきたことと変わらず71年目を目指して頑張っていこうと思います（笑）。今年でTHE ALFEEもデビューから50周年、休みなく50年という節目を迎えたので、ここから新雪を踏むような感じで足跡を一歩ずつ残していければと思っています。 ◆これまでもらった誕生日プレゼントで印象に残っているものはありますか？ うーん、なんだろうな…。50歳のときですかね、久保田一竹さんの高価なお着物をライブ用に貸していただいたことがあるんです。50歳の誕生日にそれを着てライブに出たというのはかなり印象深いですね。そういう高価なものを貸していただいて、それを着て歌う、という。とても印象に残っています。 ◆坂崎幸之助さん、桜井賢さんも古希を迎えるということで、3人でお祝いなどは？ 坂崎と僕はツアー中に誕生日を迎えるので、コンサートがちょうどバースデーライブになるんです。そこで、それぞれ「おめでとう」を言います。それはやりますけど…（笑）。 ◆お2人にメッセージはありますか？ それはまぁ、その時にならないとね（笑）。お互い健康に気をつけて、みたいなことですね、やっぱり。ミュージシャンは体力が必要ですから。 ◆坂崎さん、桜井さんにプレゼントを贈るとしたら何を？ 僕からですか？ そうですね、坂崎はもう趣味が多すぎるから少し減らせと注意しますね。桜井は少し酒を控えろと言いますね、僕からはアドバイスを贈りたいと思います。たぶん聞かないと思いますが（笑）。