「日本版ライドシェア」出発式 群馬・桐生市で県内初導入 今月29日スタート
一般のドライバーが自家用車などを使い有料で客を乗せる「日本版ライドシェア」を、群馬県内で初めて導入する桐生市で、29日の運行開始を前に、25日出発式が行われました。 桐生市では、週末の夜間などを中心に著しいタクシー不足が続いています。市では今年8月にタクシー会社管理のもと、二種免許を持たない一般のドライバーが自家用車などを使い有料で客を乗せる「日本版ライドシェア」の導入を決めました。そして事業計画を提出した市内の沼田屋タクシーと桐生合同自動車の2社に対し、関東運輸支局から県内初となる許可が下りました。 25日は運行開始を前に荒木市長も出席して出発式が行われました。ライドシェアは、専用の配車アプリ、もしくは電話で呼ぶことができ、桐生市内か、市内を出発地で利用できます。 営業運行開始は今月29日で、当面は、午後5時以降の夜間に利用は限られます。日中の運行についてはドライバーの採用状況を踏まえて検討していくということです。